Appleから誤って流出したとする、社内の開発者向けのコードから見つかった、テスト中の製品に関する続報がとどいています。
今回報告されたのは、2026年モデルとなるApple Watch Series 12とApple Watch Ultra 4には、生体認証機構としてTouch IDが搭載される可能性があるというものです。
2026年モデルのApple WatchにTouch ID検討を示すコード
今回、新たに見つかった情報を報告したのはMacworldです。
Macworldによれば、2026年モデルのApple Watchを示すコードには、Touch IDのコードネームである「AppleMesa」の記述が含まれているとのことです。
ただし、2026年モデルのApple WatchへのTouch IDが確定したわけではなく、現時点ではプロトタイプを用いたテストにとどまっているようです。
サイドボタンに内蔵および画面下埋込み型Touch IDの特許出願
Apple WatchにTouch IDが搭載される可能性があることは、数年前からAppleが米国特許商標庁(USPTO)に出願している特許情報から指摘されていました。
Apple WatchにTouch IDを搭載する方法ですが、サイドボタンへのTouch ID内蔵に関する特許が多く、ディスプレイ埋込み型Touch IDに関する特許は少数という状況です。
Touch ID内蔵トップボタンのサイドボタンへの転用が現実的では
指紋認証の使い勝手はディスプレイ埋込み型Touch IDが良いでしょうが、Touch ID内蔵サイドボタンの方が実現の難易度は低そうです。
上手く小型化できれば、iPad mini (A17 Pro)に搭載しているTouch ID内蔵トップボタンをApple Watchのサイドボタンとして転用できる可能性が高そうです。
2026年モデルのApple WatchはデザインとSiPを刷新と予想
2026年モデルとなるApple Watch Series 12とApple Watch Ultra 4はケースデザインの変更が行われるとの噂もありますが、Macworldはそれを示唆する情報も今回のコードから見つけたと述べています。
Apple Watch Series 9から来月発表される見込みのApple Watch Series 11までは「Watch7」に分類されるのに対し、Apple Watch Series 12とApple Watch Ultra 4は「Watch8」に分類されるとMacworldは伝えています。
「Watch8」に含まれるモデルはN237、N238、N240で、これらはApple Watch Series 12のWi-FiモデルおよびWi-Fi + Cellularモデルと、Apple Watch Ultra 4を指しているとMacworldは説明しています。
これらのモデルに搭載されるシステム・イン・パッケージ(SiP)のCPUIDは、T8320とのことです。
T8320のコードネームはBoraで、次世代Sチップになると7月上旬にAppleInsiderが報告していました。
新型Macに関する興味深い情報も報告済み
Macworldは先日、流出したコードから下記の情報を見つけたことも報告していました。
Source:Macworld
Photo:Apple Hub/Facebook
- Original:https://iphone-mania.jp/iwatch-597071/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729
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