雰囲気ある街並みや豊かな自然、地元の人々でにぎわうマーケットやエキゾチックなラグジュアリーホテル…。どれだけ写真や動画を撮っても、旅先での感動をそのまま残すのは難しいものです。「思い出の空間を丸ごと持ち帰れたら」…そんな未来的な体験をかなえてくれるデバイスが、まもなく日本に初上陸します。
Makuakeで先行販売中の「Eagle」(52万6980円〜、9月10日現在)は、中国・深圳発のテックメーカー3DMakerproが開発した3D空間スキャナーです。
片手で持てるコンパクトな筐体に、LiDARセンサーと高解像度カメラを搭載。動画を撮る感覚でシャッターを切るだけで、自分の周囲の空間をそのまま立体データ化できます。
すでに海外では数量限定で先行発売され、各種展示会や国際見本市でも注目を集めたこのガジェットが、いよいよ日本に登場します。
3DMakerpro「Eagle」は、衛星から位置情報を取得するGPSとも、景色を丸ごと捉える360°カメラとも、静止物を複製する従来の3Dスキャナーとも異なり、“空間そのもの”をスキャンしてデータ化できる画期的なシステムです。
手持ち可能なコンパクトボディに、対象物までの距離・位置・形状を高精度に計測するLiDARセンサーと、超高精細48MPカメラを搭載。さらにドローンやロボット掃除機にも使われるSLAM技術を用いて、現在地を把握しつつ環境情報を取得し、周囲のあらゆる物体の空間情報を3Dモデルとして自動的に統合します。
目の前の現実世界をスキャンするだけで、空間全体をそのままデジタルデータとしてコピーできる革新的なデバイスです。
本体サイズは115×181×106mm、重量は1.5kg。内蔵バッテリーで最大1時間駆動しますが、外部バッテリーを利用すればさらに長時間の使用も可能です。
スキャン可能距離は半径70mで、最大140mまでキャプチャ可能。誤差も10m離れた対象で2cm以内、40m離れても5cmという高精度を実現しています。
さらに点群密度は20万点/秒と高密度で、距離感まで正確に再現。リフォームや測量などのプロユースはもちろん、美麗な8Kフルカラー映像によって、ビジネスからエンターテインメントまで幅広いシーンで活躍が期待されます。
3Dスキャンと聞くと少し難しそうに感じるかもしれませんが、本製品はモデリングの専門知識がなくても直感的に使えるよう、自社製アプリを無償で提供。点群データやカラー点群、3Dモデルといったメニューもボタン操作で簡単に設定でき、データ生成まで自動で行ってくれます。
これまで手動での調整が必要だった位置合わせやデータの最適化も、自社独自のアルゴリズムによってすべて自動処理。面倒な準備や撮影後の作業に煩わされることなく、創作活動に集中できます。
プロのクリエイターはもちろん、ガジェット好きなら自宅を丸ごと立体データ化してリフォームプランに役立てたり、旅先の街並みや景色を3D化して記録したりと楽しみ方は自由自在。生成したデータをそのままVR空間に取り込めば、圧倒的な没入感も味わえます。写真でも動画でもない、“空間ごと記録する”という新しい選択肢。あなたならどう使いこなしますか?
>> Makuake
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/696749/
- Source:&GP
- Author:&GP
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