秋の行楽シーズンで大活躍間違いなしの超有能アウトドアグッズ6選【ハイエンドVSハイコスパ 秋の趣味モノ最終ジャッジ!】

【ハイエンドVSハイコスパ 秋の趣味モノ最終ジャッジ!】

キャンプ好き憧れのハイエンドな逸品から手軽に購入できるハイコスパモデルまで厳選した名作ギアを紹介!

*  *  *

ここ数年のシーンを俯瞰すると現在の主役は“本当にキャンプが好きな人”たちであり、主要なギアはすでに揃っている。次に手を伸ばす基準は「長く使えて満足できるかどうか」。単なる流行買いから脱却し、自身のスタイルに合う道具をじっくり吟味する段階に入っているのだ。

市場もこの成熟を敏感に捉え、新素材や最新技術を盛り込んだ“ハイエンド”モデルと適正価格で実用性を備えた“ハイコスパ”モデルという二極での提案を強めている。前者は先進性と所有欲を満たし、後者は使いやすさと手の届きやすさを両立。

いずれも“価格を超える満足”を意識した存在としてユーザーの厳しい選択眼に応えている。涼しさと快適さを求める秋キャンプこそ機能性に優れたギアの真価が光る場面。秋のフィールドでその実力を存分に発揮してくれるはずだ。

【アウトドア趣味編:キャンプギア】

<ハイエンド>

いつかは手に入れたい憧れギア!

1. 雨も暑さも制覇する快適を極めし2ルームテント

コールマン
「レインカーム2ルーム/3025 DR」(14万800円)

高遮光性に加え雨音を抑える新構造を採用した2ルームテント。睡眠環境まで快適に整え、静音性へのこだわりはファスナーの無音開閉にも及ぶほど。まさに快適性を極めたひと張りと言えます

ファミリーが快適に過ごせる広さと設営のしやすさを備えた高機能2ルームテント。独自のレインカームテクノロジーで雨音を抑え、ダークルームテクノロジーで日光も遮る、まさに快適尽くしのひと張り。

▲メッシュと生地を2重にすることで雨粒を拡散。落ちる音を和らげる構造で雨天時も静かな空間を実現

▲特殊な生地で光の90%以上と紫外線を99%カットし、室温上昇を抑える。採光窓で日中の明かり採りもバッチリ

▲インナーには電源コードを引き込めるファスナーを装備し、AC電源付きサイト利用時でもストレスフリー

2. 快適性全振りで座り心地はまるでソファ

スノーピーク
「リクライニングチェア ワイド」(7万1500円)

1番長い時間を過ごすからこそチェアにはこだわりたい。快適な座り心地に加え天然木のアームレストが特別な時間を演出してくれます(山口さん)

オットマンとスエードクッションを標準装備した快適性重視のリクライニングチェア。ワイド設計で安定感も高く、ゆったりと体を預けてくつろげる。

▲人間工学に基づいた4段階リクライニング式の背もたれは座ったままでも操作できる快適仕様

▲本体は高通気性のメッシュ素材で夏も快適。クッションを装着すればまるでソファの座り心地に

3. ルックス◎なマルチに使える令和版七輪

YOKA
「ヨカシチリン」(1万8920円)

外側に給気口がないため工業製品的なデザイン性が際立つだけでなく、卓上使用で灰が散らず快適に使えるのも嬉しいポイント(山口さん)

軽量で持ち運びやすく頑丈な構造を備えた卓上で炭火調理を楽しめる七輪。効率良く燃焼させる独自構造で高火力かつ省エネ。チャコスタとして使えたり、そのまま火消し壺になったりとこれひとつでマルチに使えるのも魅力。

▲外側に給気口が見えない独自構造。上面吸気方式で灰がこぼれにくく蓋を閉じれば密閉消火も可能

▲中心部は高火力、周辺はじっくり焼きのゾーンとなる設計。難しい調整なしで火力を使い分けられるのが魅力

<ハイコスパ>

使って実感! 手放せなくなる逸品揃い

4. “THE ZANE ARTS”なソロ用2ルーム

ZANE ARTS
「UKA」(3万9800円)

開閉可能なパネルが多く通気性抜群。それでいてスカート装備で冬も快適。季節を問わず使える汎用性を備えながらこの価格を実現している点がゼインアーツらしい。高コスパです(山口さん)

ソロ用ながら有効面積の広い2ルーム構造。オーバーハング設計で快適空間を確保し、アーチフレームで風に強い。前後左右を大きく開放でき、広いメッシュで通気と眺望も良好。インナーを外せばシェルターとしても活躍。

▲同ブランドの代名詞とも言える天井部が突き出たオーバーハング形状は雨天でも開放感と快適性を両立

▲荷物を置いても広々なインナーテントはソロ用ながら2名まで就寝可能。四方に配されたパネルで通気性も高い

5. キャリー要らずのチェア!?

コールマン
「ワンマイルチェア」(9350円)

単なるタイヤ付きチェアではなく、座面内側が立ち上がることで荷物が落ちにくい構造に。遊び心だけじゃなく実用性もバッチリです(山口さん)

座るだけでなく荷物を運ぶキャリーにも変身。遊び心と実用性を兼ね備えた多機能チェアで日常からアウトドアまで活躍するコールマンらしいユニークな1脚。

▲キャリーになるのに収納サイズは約29×24×93cm、重量約4.2kgと一般的なチェアと同等

▲キャリー時は持ち手、チェア時はクッション付きヘッドレストに早変わり

6. 軽くてタフ、しかも多機能だから使うシーンを選ばない

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「MICRO Light DUAL」(4840円)

3つの保持方法でシーンを選ばないから腐りにくい。軽量コンパクト+カラビナで非常時に備えて毎日持ち歩ける手軽さも嬉しい(山口さん)

46gの超軽量ボディに多機能を凝縮。2WAY点灯や4段階調光に加え、マグネット&クリップで自在に使える携帯ライトはIP44で雨天でも安心して使え、幅広く活躍する。

▲クリップでヘッドライトとして使えるほか、カラビナやマグネットでサブランタン代わりにも

▲USB-C充電式で最大330lmは約3.5時間、最小10lmは約110時間点灯可能

 

 

&GP編集部
山口健壱
全国のキャンプ場を回って、回り回って『&GP』所属のアウトドアと動画担当。“キャンプの何でも屋”としてライター、動画制作などマルチに活動

 

 

>> 特集【ハイエンドVSハイコスパ 秋の趣味モノ最終ジャッジ!】

※2025年9月5日発売「GoodsPress」10月号26-27ページの記事をもとに構成しています

<文・監修/山口健壱(&GP編集部)>

 

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