防災への備えとして、十分な量の飲み水を確保しておくのは基本のキ。ただ、家族分の保存水を日頃から蓄えていても、災害発生時に一次持ち出しとしてすぐに確保できる水の量は限られています。避難生活が存外に長引く不測の事態への備えとして注目されているのが、いざという時に飲み水を調達できる浄水ボトルです。
今から購入を検討するなら、ぜひ選択肢に入れておきたいのがこの秋モンベルより新発売の「ウォーターフィルター」(6600円)。同ブランドの「ウォーターパック」と組み合わせて直飲みするもよし、まとめてたっぷり浄水してアウトドア調理に使用するもよし。同時発売の「ウォーターフィルター カートリッジ」(5500円)と組み合わせれば、身近なペットボトルに装着して使うことも可能です。
この「ウォーターフィルター」は、湖や小川などから汲んだ水から微生物や土砂などの汚れを除去し、安心して飲める水を作り出すためのハンディタイプの浄水器。アウトドアでの活用を想定した設計で、フィルター本体は直径3.2×8cm、重量50gとコンパクト。本体に内蔵する中空糸膜フィルターが水中に含まれる有害なバクテリアやエキノコックスなどの原虫を99.9999%まで除去してくれるから、自然の水源から安全な飲料水を簡単に確保できます。
特に日頃からキャンプやトレイルなどのアウトドアを楽しんでいる人なら、モンベルの「フレックス ウォーターパック」(1.0L 2000円〜2.0L 2600円)と組み合わせて使えるのは大きなメリット。
▲「ウォーターフィルター」
ウォーターパックで水を汲んで、口部分に直接「ウォーターフィルター」装着すれば、あとはそのまま注ぐだけ。付属の飲み口をつければ浄水した水をそのまま直飲みできるので、特にトレイル中など少ない荷物で移動したい時にはかなり重宝しそうです。
▲「ウォーターフィルター カートリッジ」
また、ポータブルタイプの浄水ボトルでちょっと気になるのがろ過流量。ろ過流量があまり少ないと浄水するのに時間がかかってしまうし、直飲みする際にも吸い上げるのにまずまずの労力を要するなんてことも。その点、この「ウォーターフィルター」のろ過流量は1分あたり2.8L、通常の使い方をする限りではストレスを感じることはまずなさそう。汲みおいた水を一度にたっぷりろ過しておけば、災害時に家族分の飲み水を確保したいや複数人でのキャンプでも重宝します。
一方、普段アウトドアやスポーツとはあまり縁がないという人、災害への備えをメインに考えている人なら、別売りの「ウォーターフィルター カートリッジ」(5500円)と組み合わせて備えておくのがおすすめ。身近なペットボトルがそのまま専用ボトル代わりになるので、持ち出し品を増やすことなく万一の災害に備えられますよ。
>> モンベル
<文/&GP>
【関連記事】
◆背負えたり、外側に吊り下げたり。エースの防災兼用スーツケースがアップデート!
◆技アリな“縦横どっちでも使える”防災テントを作ったのはあの文具メーカーです
◆普段はクッション、でも災害時はライフジャケットに変身!新しい防災用品モンベル「浮くっしょん」とは?
- Original:https://www.goodspress.jp/news/699698/
- Source:&GP
- Author:&GP
Amazonベストセラー
Now loading...