「大画面&高画質」はここまで身近に!プロジェクター&サウンドバー6選【ハイエンドVSハイコスパ 秋の趣味モノ最終ジャッジ!】

【ハイエンドVSハイコスパ 秋の趣味モノ最終ジャッジ!】

今やホームシアターは誰もが気軽に楽しめるエンタメへと進化。プロジェクターは高画質・多機能化し、サウンドバーは高音質と低価格を両立。これら注目機から“買い”の1台を判定する!

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リビングでの映像体験の主役はもはや大画面テレビだけではない。100インチオーバーの超大画面テレビはまだまだ高額。ネット動画視聴メインでプロジェクターを導入する人が増えている。

その象徴とも言えるのがテレビのシェアトップブランドであるTVS REGZAが投入した「RLC-V7R MAX」だ。ジンバル一体型とズームレンズの優れた設置性とともにテレビの映像エンジンで培った高画質技術をプロジェクターに投入。また、アンカー・ジャパン「Nebula」のようにスピーカーを拡張する新コンセプト機も登場している。

ホームシアターではサウンドバーも進化し、10万円オーバーのハイエンド機種でヒットが続く。なかでも最注目はJBL「BAR1300MK2」だ。バッテリー内蔵のリアスピーカーを必要なときに切り離す「BAR1000」の上位版が遂に登場。一方、REGZA「TS3100Q」やLG「S20A」などテレビメーカー製のハイコスパ機がテレビ内蔵スピーカーの音を手軽にアップグレードする需要を喚起。大画面と高音質の両立がかつてなく身近な存在になっているのだ。

【イエナカ趣味編:ホームシアター】

<ハイエンド>

1. テレビの雄が提案するリビングシアターの新基準

TVS REGZA
「レグザ レーザー プロジェクター RLC-V7R MAX」(37万4000円)

中国ブランドが台頭するスマートプロジェクター市場で登場した国内勢待望の4Kプロジェクター。画質設計の信頼性とハイエンド性能を求めるならこれ一択です

長年テレビで培ってきた映像技術の粋を集めた4Kレーザープロジェクター。壁際に置くだけで最大150インチ(※)のスクリーンを投写。レグザの画質技術とGoogle TVの機能性が揃った新時代のプロジェクターだ。※8畳の場合

▲ジンバル一体型で天井投写にも対応。光学ズームレンズ、自動台形補正/AF/障害物回避と設置性もトップ級

▲RGB 3色レーザー×DLPに最大3000 ISOルーメンの高輝度設計と、ハイエンドとして登場したところもポイント

2. スピーカー付属の新世代オールインワンPJ

アンカー・ジャパン
「Nebula X1」(44万9900円)

RGBレーザー光源と光学ズーム設計などレグザとの共通点も多いですが、サテライトスピーカーの存在は唯一無二。ガジェット志向ならやっぱり「Nebula」ですね

スマートプロジェクター市場を牽引する「Nebula」シリーズの最上位機。Google TVでネット動画視聴という基本コンセプトはそのままにRGB 3色レーザー、最大3500 ANSIルーメンと同社最強スペックを誇る。

▲サテライトスピーカーを組み合わせたサウンド設計は4.1.2chで合計最大200W。部屋を包み込む没入型立体音響を実現

▲プロジェクター本体と連動するサテライトスピーカーがセットになった「Nebula」初のモデル

3. 分離型リアが創る究極の没入リアルサラウンド

JBL
「BAR 1300MK2」(一般販売予定価格:22万8800円)

10万円オーバー人気の立役者がさらにハイエンド化。完璧に背後まで回る音空間、合体・分離のガジェット感と他にはないギミック満載でオトコ心をくすぐる1台ですね

大ヒットモデル「BAR 1000」の思想を推し進めたJBLサウンドバーのフラッグシップ。充電式の完全ワイヤレス・リアスピーカーで必要なときのみ11.1.4chを実現するシステムだ。

▲本体とリアスピーカー、サブウーファーを合わせて最大2470Wの大出力。立体音響には「MultiBeam3.0」も融合

▲本体から分離するリアスピーカーはワイヤレスでイマーシブオーディオの再生が可能となっている

<ハイコスパ>

4. レグザの高音質をあらゆるテレビに届ける

TVS REGZA
「レグザサウンドシステム TS3100Q」(4万4000円)

 

非常にコスパに優れている隠れた狙い目モデル。長年レグザで培われてきた音質設計思想で、特に人の声重視のチューニングもポイント。安くて良いサウンドバーの筆頭です

テレビサウンドを手軽に、それでいて確実にグレードアップさせる3.1chサウンドバー。ワイヤレスサブウーファーが付属し、映画や音楽に迫力ある重低音をプラスする。Dolby Atmosにも対応するハイコスパモデルだ。

▲レグザブランドを冠しているが、もちろん他社製テレビと組み合わせても使える

5. 一体型ボディに凝縮!

JBL
「BAR 300MK2」(4万9500円)

マンションなど日本の住環境にマッチしたサウンドバーなら、あえてサブウーファーレスモデルを選ぶのもアリ。騒音を押さえながら音が回り込む性能はホンモノです!!

サブウーファーなしの一体型というパッケージながらシアター志向に注力したモデル。ワンボディながらバスレフポートを左右に搭載した作りでパワーは十分だ。

▲9基に増設されたスピーカー各自に独立した50Wのアンプを搭載。コンパクトながら最大出力450Wを確保

▲サウンドをビーム状に放射してサラウンドを生み出す「MultiBeam3.0」搭載。立体音響にも対応している

6. テレビ音声アップグレード入門機

LG
「LG Soundbar S20A」(実勢価格:1万4800円前後)

デスクトップ志向で設置できるサウンドバーというユニークなコンセプトのLG製サウンドバー。1万円台のお手頃価格でPCユーザーやゲーミング目的にピッタリです

テレビの前にすっきりと置ける横幅わずか65cmのコンパクトなサウンドバー。2.0ch一体型のボディでテレビ内蔵スピーカーやモニターの音質を手軽にアップグレードできる。

▲2.0ch一体型(パッシブラジエータ内蔵)でDolby Audio/DTS DigitalSurround対応とスペックは十分

▲奥行きもスリムなためPCモニター用のサウンドバーとしても活用できる

 

>> 特集【ハイエンドVSハイコスパ 秋の趣味モノ最終ジャッジ!】

※2025年9月5日発売「GoodsPress」10月号32-33ページの記事をもとに構成しています

<監修・文/折原一也>

AV評論家
折原一也
雑誌やWebなど多彩なメディアで活動するオーディオ&ビジュアルライター/AV評論家。オーディオビジュアルアワード「VGP」審査員も務める。YouTube「オリチャンネル」で動画も発信中

 

 

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