DJIから超小型カメラ「Osmo Nano」登場!これはVlog撮影の新たな選択肢になりそう

DJIの勢いが止まらない。アクションカメラ「Osmo Action 5 Pro」、ジンバル付きカメラ「Osmo Pocket 3」が好調な中、新たにカメラとモニターが分離する超小型モデル「Osmo Nano」(4万3890円~)が登場。これまた人気機種になる予感。

▲「Osmo Nano スタンダードコンボ」(64GB 4万3890円/128GB 4万8730円)

いまや、誰もがVlogをSNSで共有したりYouTubeにアップしたりする時代になりました。観光地では一眼カメラを構える人と同じくらい、動画撮影している人を見かけます。そんな動画撮影用カメラの中でも人気なのが、歩きながらでもまったくブレない動画を撮影できる、ジンバル付き小型カメラ「Osmo Pocket 3」。握りやすい形状に、大きめのモニター、1インチセンサーで画質もキレイと、他の追随を許さない唯一無二ともいえるVlog向けカメラです。

そんなDJIが新たに発売した「Osmo Nano」は、アクションカメラからカメラ部分とモニター部分を分離できるような形状。カメラ部分はたったの52gで、サイズは約57×29×28mmととにかく小さい。水深10mまでOKな防水性があり、さらにマグネットを内蔵しているので、金属部分にパチッと取り付けられます。もちろんアクションカメラらしく、オプションパーツも豊富にラインナップ。

ヘッドバンドや吸盤付きマウント、自転車用のハンドルバーマウントやシートレールマウントなどをラインナップ。DJIはActionシリーズでもマグネット装着を採用しているので、そちらでも使える汎用マウントから「Osmo Nano」専用まで、さまざまな場所への取り付けができるようになっています。
 

カメラのスペックを見てみると、センサーは1/1.3インチで「Osmo Action 5 Pro」と同じ。レンズは143度と超広角で、フォーカス範囲は35cmから。また、ちょっとマニアックな話にはなりますが、10-bit対応なので、かなり鮮やかな色合いで撮影ができ、さらにD-Log Mカラーパフォーマンスにも対応しているので、あとから色調整などをしたいという人でも満足できるスペックになっています。それをこのサイズで、というところが驚きです。またスーパーナイトモードを使えば、ノイズが少ない夜景を撮影できますよ、

そして気になるのが撮影時間。これだけ小さいとバッテリーも小さいでしょ、と思ってしまいますが、カメラのみで約90分(1080p撮影時/4K撮影の場合最大約60分)も撮影が可能。モニターが付いている“多機能ビジョンドック”と合体させれば最大約200分も撮影できます。ちなみに多機能ビジョンドックからカメラへの給電もできて、20分で80%まで充電できるとか。

カメラと多機能ビジョンドックとの合体はどちら向きにも可能なので、自撮りでもいいし、モニター見ながら前方を撮影だってOK。分離させているときは、多機能ビジョンドック側でライブビューできたり、カメラを遠隔操作できたりと、名前の通りの多機能っぷり。

カメラ+多機能ビジョンドック+ハンドルでアクションカメラな雰囲気で使ったり、マグネットでカメラを服やバッグに取り付けてFPVな映像を撮ってみたり、マウントを使ってクルマやバイク、自転車に取り付けて、手持ちでは難しい画角の映像にチャレンジしてみたりと、さまざまな使い方ができる「Osmo Nano」。

これから動画を撮影しようとしている人はもちろん、すでにアクションカメラでVlog撮影している人も要チェックな新モデルです。

>> DJI「Osmo Nano」

<文/円道秀和(&GP)>

 

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