レトロフューチャーなデザインがワクワクさせる1本。TIMEXの名作デジタル時計が初の復刻!

いくつになっても見た瞬間思わず心奪われるデザインは誰しもがあるはず。レトロフューチャーもそのひとつではないでしょうか? 19世紀後半、特に宇宙開発が盛り上がった1960〜70年代に思い描いた未来感を落とし込んだプロダクトは、懐かしさと新しさが混在した独特の佇まいで今もなお色褪せない魅力を放っています。

1975年にTIMEX(タイメックス)より発売された「SSQ」もそんな1本。そして10月17日より発売の「SSQ Digital Reissue(TW2Y06100)」(2万8600円)は「SSQ」の持つ時代感と歴史的価値をしっかりと現代に伝えるタイムピースに仕上げた復刻版です。

まずはオリジナルについておさらいを。「SSQ」はタイメックスのLCD搭載モデルとして初めて市場投入された名作デジタルウォッチ。未来感漂うぷっくりとしたラウンドシェイプのケースにデジタル表示を備え、販売価格85ドルというコスパの高さでも話題となりました。

一方、約50年ぶり&初復刻版である「SSQ Digital Reissue」は「SSQ」の特徴的なビジュアルに機能はそのままに5気圧防水を加えたモデル。表示は多機能が当たり前の現代において日付と時刻(時分・秒)のみと驚くほどシンプル! これはあえてのことなんだとか。ただ単に見た目や発売年だけを再現するだけでなく個性や時代背景もきっちり表現したい、そんな同ブランドの思いが込められているんですね。

メインの液晶周辺には丸みを帯び凹んだ(コーンケーブ)樹脂製パーツをはめ込みブランドロゴと“SSQ(Solid State Quartz)”の文字を刻印。当時最先端技術だった技術名を高々と刻むところにロマンをひしひしと感じるはず。

ケースの肉厚感にもご注目を。約13mmのケースは存在感抜群。これは、機械式時計に比べ最先端ながらもまだ黎明期であったクォーツ時計のムーブメントの体積に由来したもの。薄さがなにかと着目される昨今において、きっちり主張する佇まいは唯一無二と言えるかもしれません。

さらに、光によって放射状に浮かび上がるケース表面のヘアライン加工、鏡のようなツヤ感と光沢感のあるサイドのポリッシュ仕上げが立体感と高級感をさりげなく演出。なお、ケース径/幅はともに38mmです。

付属のブレスレットはステンレススチール製。19mmのラグ幅に合わせた堅牢な作りで腕のサイズにかかわらずしっかりと沿い、快適な付け心地をサポートします。

無駄を削ぎ落としたシンプル表示。そして70年代特有のスペーシーな雰囲気をまとい、装着するだけで心躍るストーリーが始まりそうな魅力的なデザイン。過去の人々が夢見た未来とその輝きを垣間見える1本となっています。

>> TIMEX

<文/&GP>

 

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