【推しを楽しむ「沼ギア」総特集】
日々進化を続けるスマホ市場。なかでも新機種が登場するたびに、その実力の指標のひとつとなっているのがカメラ機能だ。各社の強みも多眼化や高解像度化、高倍率ズーム、画像処理機能など実に多彩。常に持ち歩くからこそ、スナップシューターとしても重宝するハズ !
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長年のトレンドでもあるカメラ機能特化のスマホだが、昨今はとある変化が起きているという。
「最上位ではないスタンダードのハイエンドモデルにおいて、カメラ機能が成熟してきているのが傾向のひとつ。AIの活用方法もバリエーションに富んできており、多くの人にとって、手頃な端末で、より幅広いシーンで撮影を楽しみやすい環境が整ってきていると感じます」と井上さん。
カメラを全面に押し出したフラッグシップモデルでなくとも十分に撮影を楽しめるようだ。
「一方で、センサーサイズや解像度、望遠倍率などに関しては、最上位のフラグシップに分があるのも事実。こだわりを持った撮影に望むならば、その仕様差を意識することも大事です」
ITライター
井上 晃さん
スマホなど最新ガジェットやITサービスなどを取材し、各メディアに記事を寄稿する。ゲーム全般が好きで、今季は待ちに待った「Hollow Knight: Silksong」のリリースに歓喜!
【撮る】
■AIを活用して最大120倍ズームを実現!
OPPO
「Find X8」(13万9800円)

手軽に味のある撮影ができるのが特徴。AIを活用したガラスの反射を低減できる機能も、旅先での記念撮影やペットの撮影などで実用的です(井上さん)
スウェーデン発祥のカメラメーカー、ハッセルブラッドとの共同開発により生まれた3眼レンズが一際目を引くカメラ特化モデル。光学で最大3倍ズーム。AIアルゴリズムにより最大120倍のデジタルズームができる

▲最新フラッグシップCPU「MediaTek Dimensity 9400」を搭載し、普段のブラウザ処理やゲームもサクサク動作する
■AIを最大限活用した注目の次世代モデル
Google
「Pixel 10」(12万8900円~)

AI処理によって「カメラを向けたら大体のシーンを綺麗に撮れる」という手軽さはそのままに、コスパの高さが光ります(井上さん)
5倍望遠レンズ、撮影した映像のAI補正、AIアルゴリズムによる情報の提案「マジックサジェスト」など、今世代からの機能が盛りだくさん。カメラを向けたものについてAIと会話ができる「Gemini Live」も必見。
▲最大20倍もの超解像ズームに対応したカメラを搭載。IP68の防水および防塵性能を有しているのも嬉しい
■カメラ特化モデルの決定版がさらに進化して登場
Samsung
「Galaxy S25 Ultra」(19万9800円~)

望遠性能やAI編集まで含めた総合点で選ぶならこの一台。Galaxy AIを使用することで、誰でも簡単に画像編集ができるのも秀逸です(井上さん)
約5000万画素の超広角カメラをはじめ4眼レンズを搭載。夜間や暗い場所でもノイズの少ない写真が撮れるほか、次世代ProVisual Engineが色彩や質感まで細部まで検知し、単なる写真撮影だけでなく写真表現の領域まで楽しめる。
▲超広角カメラ、広角カメラ、光学5倍望遠カメラ、光学3倍望遠カメラの4眼レンズとAIが美麗な一枚を可能にする
※2025年10月6日発売「GoodsPress」11月号29ページの記事をもとに構成しています
<監修/井上 晃 文/島田優太>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/704927/
- Source:&GP
- Author:&GP
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