日頃、何気なく使っている“延長コード”。当たり前に家で使われているモノなので、それほど意識をしている人は多くないと思いますが、その日用品の延長コードに並々ならぬこだわりを持つ男たちが!
東大阪で50年以上に渡って電線製造を行っている町工場・大原電線と、デザイナーの鈴木元氏がタッグを組んで手がけた延長コード「Extension Cord Series」(2600円~)が登場。3モデルが11月下旬よりオンラインストアにて発売されます。

近年安い海外製品が増える中で、高い品質と小ロットに対応できる柔軟さにより、大手メーカーの電気製品や最新設備を備えた建物など、電線という裏方で社会を支え続けている老舗の町工場が延長コードを作るきっかけとなったのは、「東大阪で生産される高品質な電線を一般の家庭でも使えるように」との思いから。
デザイナーの鈴木元氏は、そんな新しいことに挑戦するオープンな姿勢や職人気質なこだわり、そして大原さん親子の温かい人柄に惚れ込んで、「工場に流れる空気や、大原さんの実直さ、温かさを、そのまま形にしたい」と今回のプロダクトデザインに臨んでいます。

まず目を引くのが、まさに質実剛健を地でいくようなシンプルなデザイン。コンセント部分からコードまで単一素材で作られている延長コードは、電極と本体が一体成型されているため、丈夫な上に、しっとりと柔らかく取り回しやすいのが特徴。また、タップ部分が二重構造になっていて耐熱性にすぐれているほか、125Vの電圧にも対応します。
タップ部分は「Straight(ストレート)」「Cross(クロス)」「Rainproof(防雨)」の3タイプ。
▲「Straight」
オーソドックスな「ストレート」は、W30×D80×H25mmのボックス型のタップになっていて、コンセントを3つ挿すことが可能。省スペースなのでデスク周りでも重宝するはず。
▲「Cross」
タップ部分が十字になっている「クロス」はコンセントの差込口が3つ。プラグ部分のサイズはW60×D60×H26mm、差込部が大きなアダプターを使っても他の差込口と干渉しづらいので、色々な家電を使う場所に向いているかも。
▲「Rainproof」
屋外でも使える「防雨タイプ」はコンセントの差込口がひとつ。差込口に丸いカバーが付いており、防雨仕様のコンセントや防水変換パーツを取り付けたコンセントを使うことで、ちょっとした雨から濡れるのを防いでくれます(防水ではないので注意)。

庭で草刈り機を使う場合や、高圧洗浄機を使った洗車など、屋外での作業で役立つのはもちろん、キャンプでポータブル電源を使ったり、電源サイトに泊まったり、アウトドアシーンでも活躍する場面は多そうです。

いずれのタップも0.5~20mの複数の長さが用意されています。なお、価格はタップの違いにかかわらずコードの長さによって異なり、0.5m(2600円)、1m(3000円)、2m(3400円)、3m(3800円)、5m(4600円)、10m(8000円)、20m(1万円)。また、シビアな長さを求める人には、0.5m刻みのカスタマイズができるのもうれしいポイントです。

機能性や安全性にすぐれているだけでなく、無駄をそぎ落としたシンプルなデザインゆえに、どんな部屋でも調和がとれそうな品も感じさせる延長コード。部屋のインテリアにこだわっている人もチェックしてみては?
>> 大原電線
<文/&GP 写真/Studio Xxingham K.K. Goichi Kondo>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/705435/
- Source:GoodsPress Web
- Author:GoodsPress Web
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