自分でハンドドリップするうえで、おいしいコーヒーにする方法のひとつが、自分でコーヒー豆を挽くこと。ドリップする直前に挽くだけで、豆を購入したお店で挽いてもらったものと比べて、格段においしくなります。とはいえ、めんどくさいですよね。朝、目覚めの一杯を楽しみたいのに、ハンドミルをゴリゴリ回して豆を挽かなきゃって考えるだけで、心が折れそうになります。もうインスタントでいいや。すごくわかります…。
おいしいコーヒーが飲みたいのに、めんどくさいのはイヤだ、という人にぴったりなのがoceanrich(オーシャンリッチ)の電動コーヒーミル。コンパクトでコードレス、面倒な設定は必要なく、豆を入れてボタンを押すだけで、挽き目(粒度)のそろったコーヒー粉を作ってくれます。

そんなoceanrichの電動ミル、これまでも代を重ねて進化を続けてきましたが、先日Greenfundingに登場した最新モデル「oceanrich G7」(1万2776円~ 11月6日現在)には、なんと豆の重さをはかれるスケールが追加されました。しかも操作はめちゃ簡単。これがあれば、自分が淹れるコーヒーがもう一段階おいしくなるかもしれません。なぜなら、コーヒーを淹れるうえで“はかる”ことはすごく大事だから。
「自分が淹れるコーヒーってイマイチ」という声はよく聞きます。それ、もしかすると味が毎回ブレるからかもしれません。
ハンドドリップには豆の量、お湯の量、お湯の温度、蒸らし時間など、たくさん“はかれること”があります。それらを目分量や感覚ではなく、ちゃんとはかってあげるだけで安定した味になります。安定したら、あとは自分好みの味に近づけていけばいいんです。
もちろんいきなり全てやる必要はありません。まずは、どれかひとつでもいいから、はかってあげるだけでも安定感は出てきます。
そして「oceanrich G7」がひとつあれば、挽きたてを実現できて、さらに豆の量をちゃんとはかれるわけです。

スケールは最上部に付いています。本体とはマグネットでくっつく仕様です(本体と分離して単体の使用はできません)。計量できる最大量は豆によりますがおよそ17g。

豆を入れて計量後、ストッパーを動かせば、そのまま本体のホッパーに豆が落ちていきます。あとはスタートボタンを押せばOK。

挽き目(粒度)は8段階で調整可能で、もっとも細かい挽き目はエスプレッソにも使えます。しかもこの手の縦長タイプのコーヒーミルは、挽き目調整は刃の部分で行うことが多いのですが、「oceanrich G7」は本体外側にダイヤルが付いていて、それを回すだけとお手軽お気軽。

ミルの最重要パーツである刃には、ステンレス製のコニカル(臼式)刃が使われていて、挽き目の揃い具合も申し分なし。また、15gの豆を中挽きにする場合、40秒以内で挽き終わるなど結構スピーディ。そして挽き終わると、10秒後に自動で電源がオフになる”自動停止機能”があるので、ほったらかしていても大丈夫。これは忙しい朝などには助かります。

満充電で約45回(中挽きダイヤル4の場合)挽くことができ、充電切れの場合も約1.5時間で充電完了。充電用端子はUSB-Cです。また、挽いた粉が落ちるガラス製のコンテナは付属のフタをかぶせれば保存容器にもなるので、まとめて挽いておくことも可能です。

場所を取らないからキッチンにも置きやすく、コードレスだからコンセントの近くで使う必要もなし。そんなお手軽電動コーヒーミルにスケールが付いたことで、おうちコーヒーのレベルアップもできるかもしれない。そんな一石二鳥どころか一石三鳥なコーヒー道具です。
<文/円道秀和(&GP)>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/706029/
- Source:GoodsPress Web
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