海で過ごす時間は、天候や風だけではなく、潮位によって大きく左右されるもの。釣りに出る日、波に乗りに行く日、家族で磯遊びを楽しむ日──どのタイミングになるかで、その日の濃さや満足度はまるで違います。
ボール ウォッチが2025年11月に発売する「オーシャン エクスプローラー」新色モデルは、機械式としては非常に珍しい潮汐表示機能を搭載。潮の満ち引きに加え、大潮・小潮までひと目で把握できる仕様は、海のコンディションを読みながら動く人にとって、実用的なタイムピースといえます。
潮干狩りで家族と過ごす時間でも、週末のサーフセッションでも、沖釣りで狙いを絞るときでも、潮の動きは結果に直結。デジタルデバイスに頼ることが当たり前になった今だからこそ、手首で自然の変化を読み取れる道具が持つ意味合いはむしろ強くなっているのかもしれません。
■ スマートウォッチでは代替しきれない理由

今どき、スマートフォンやスマートウォッチでも潮汐情報は確認できるのはもちろんのことですが、海では必ずしもそれが使いやすいとは限りません。手が濡れて操作しにくかったり、日差しで画面が見えづらかったりと物理的な面もありますが、最大の難点は、ひっきりなしにあらゆる通知が入り続けること。海と向き合うプライベートな時間に余計な情報が割り込み、現実に引き戻されるのは避けたいものです。
そんな時、手首に機械式の潮汐時計があれば、画面を立ち上げたり、アプリを操作したりする必要がありません。手首を少し返せば、それだけで潮の状態を確認できるのですから。
潮は刻一刻と変化していくため、「知りたいときに、即座に確認できること」が重要。また、機械式の潮汐表示は潮の周期そのものを目で追う感覚があり、使い続けるほどに「いま海がどんな表情に向かっているか」を感覚的に理解できるようになります。単に情報を得るのでなく、自分で判断する力につながることが、この時計の価値ともいえるのです。
■潮を読む仕組みはどうなっている?

「オーシャン エクスプローラー」は、文字盤外周の2週間サイクルのインナーディスク両方向回転式ベゼルを組み合わせて、満潮・干潮を読み取れるよう設計されています。一度、所在地の潮時に合わせてセットすれば、向こう2週間分のおおよその潮のピークが手元で分かるのです。
6時位置には「大潮・小潮」を示すサブダイアルを配置。「SPRING(大潮)」と「NEAP(小潮)」の表示で、潮の強弱の変化も直感的に把握できます。
“大潮・小潮”を把握することで、以下のようなシーンで活用可能。
・サーフィンなら、満潮から引きにかけて波が整うタイミングを狙いやすい
・海釣りなら、大潮は魚の活性が高まる好機、小潮なら狙い方を変える
・潮干狩りや磯遊びなら、干潮+大潮のときに干潟が広がりやすい
つまり、潮を読むことは、海の楽しみ方の精度を上げることにつながるのです!
■ 暗い環境でも迷わない高い視認性

針とインデックス、ムーンフェイズ表示には、自発光マイクロ・ガスライトを計29個搭載。外部光で蓄光するタイプではなく、電池不要で約25年間発光を続ける仕組みのため、夜明け前や夕まずめの時間帯でも、ライトを照らさずに視認できます。

今回の新色は、深い黒文字盤に、緑と赤を組み合わせた回転ベゼルが特徴です。視認性を損なわず、過剰な主張に寄りすぎない。海で使うことを前提としつつ、日常でも違和感のないデザインに仕上がっています。
ケースは316Lステンレススチール製で、直径41mm、厚さ12.95mm。そして、海での使用を想定した100m防水。ついでにいうと、耐磁4800A/m、耐衝撃5000Gsを確保しているから、装着したままPC作業ができるからオフィスワークにも使えるのです。
ムーブメントは、C.O.S.C.(スイス公式クロノメーター検定機関)認定の自動巻きBALL RR1803-C を搭載。高い精度と安定性を備えています。

潮汐表示は、単なる「海の雰囲気を楽しむためのロマン機能」ではなく、“いつ動くか”の判断を支える実用的な情報。ムーンフェイズ表示は装飾ではなく、潮汐と関係する月齢を視覚的に把握できる実用機能だけに、スマートデバイスが主流になった今でも、手首で潮を読めることには意味があります。
つまり、「オーシャン エクスプローラー」は、海で過ごす時間をより確かなものにするための実用性の高い道具といえるのです。
<文/&GP>
【関連記事】
◆ボール ウォッチの質実剛健さに隕石の文字盤とレインボーのインデックスで個性をプラス!
◆自動減圧バルブをリューズに組み込んだボールウォッチのダイバーズクロノに日本限定モデルが登場!
◆60年経っても色褪せない魅力。オリス「ダイバーズ65」のDNAを継承するクロノグラフ
- Original:https://www.goodspress.jp/news/706079/
- Source:GoodsPress Web
- Author:GoodsPress Web
Amazonベストセラー
Now loading...