Amazonブラックフライデーで要チェック!狙い目イヤホン&ヘッドホン12選

【ようこそ、オーディオの“沼”へ】

今年も始まりましたAmazonのブラックフライデー。今や年中行事になった感がありますね。さっそくいそいそとチェックしてみるわけですが、GoodsPress Web オーディオ担当として気になるのは、やっぱりイヤホン&ヘッドホン。日常生活に欠かせないこれらポータブルオーディオデバイスがお得に買えるチャンスです。

11月21日(金)の先行セール開始と同時にまずやったのが、自分の「ほしいものリスト」に入れているアイテムがセールになっているかどうか。買う買わない(買える買えない)は別にして、普段から“イイな”と思ったモノ、気になるモノはひとまず「ほしいものリスト」に入れるクセが付いているので、これらをザーッとチェックしていきました。

と、そんな時にGoodsPress Webでは【ようこそ、オーディオの“沼”へ】特集を日々公開中。だったらということで、わたくしオーディオ担当「ほしいものリスト」からセール対象になっている12アイテムを割引率も含めて一挙ご紹介。ほとんどが旧モデルにはなりますが、スペックを考えるとこの価格で手に入るのは超お得というモノばかり。新しいイヤホン、ヘッドホンを考えているという人のご参考になれば幸いです。

 

<ヘッドホン(オーバーイヤー型)>

1. ゼンハイザー「ACCENTUM Plus Wireless」(1万8600円)

ゼンハイザーらしい音とシンプルなデザインが1万円台に

割引率:36%引き(Amazon通常価格より)
発売日:2024年2月8日

フル充電で50時間再生かつ10分充電で5時間再生と、長時間使えるのが魅力。ノイキャンはアダプティブ・ハイブリッドANCという周囲の雑音に適応してノイズ減衰を調整するタイプ。サウンドについては、パーソナライズ機能付きかつアプリを使えばイコライザーで好みに調整できるなど、発売当時で4万円近い価格らしい高機能ぶりは、約2年経った今でも不満ないレベルです。

 

2. Bose「QuietComfort Ultra Headphones」(2万4999円)

前モデルのデザインが好きならお早めに

割引率:30%引き(Amazon通常価格より)
発売日:2023年10月19日

今年9月に第2世代が発売されたBoseのフラッグシップヘッドホンの初代にあたるモデル。第2世代との最大の違いは、機能よりなによりデザインかもしれません。Boseといえば、昔から武骨なシンプルさが特徴でしたが、第2世代になり上質さが加わりました。これをどう捉えるかは人それぞれですが、個人的には初代の樹脂外装に薄いヘッドバンドのほうがBoseらしさを感じます。たしかに第2世代は、イマーシブオーディオ(空間オーディオ)に対応したり、ノイキャン性能が向上していたりとしっかり進化していますが、発売されて間もないことからブラックフライデーのセールでも15%オフの4万5900円となかなかの高価格。Boseらしい低音が効いたサウンドと2年前でもすでに相当な高レベルのノイキャン性能を約2万5000円で手に入れられるというのは、かなり魅力的です。

 

3. nwm「nwm ONE」(3万1482円)

他にはない“ながら聴き"できるヘッドホン

割引率:21%(Amazon通常価格より)
発売日:2024年7月18日

オーバーヘッド型なのにオープンイヤー型というオンリーワンなヘッドホン。ハウジング周辺で音を打ち消すというNTTの独自技術”PSZ”で音漏れの心配がほぼないため、外出時も問題なく使えることや、こちらの声をクリアに拾ってくれる"マジックフォーカスボイス"で通話やオンライン会議にも活躍してくれるなど、1日中使えます。装着感も上々で、耳を覆い隠さないため、ヘッドホンタイプなのに夏場でも蒸れずに快適なこともオープンイヤー型ならではの特徴です。残念ながら今月発売となったスケルトン使用の新色ファントムグレイはセール対象にはなっていませんが、ライトグレイとダークグレイという単純な白や黒ではないモノトーンカラーで、どんなファッションにも合わせやすい色が用意されています。

 

4. Anker「Soundcore Space One Pro」(1万5990円)

まんべんなく高性能な優等生ヘッドホン

割引率:41%(Amazon通常価格より)
発売日:2024年10月29日

現時点でもSoundcoreブランドのヘッドホンとしてはフラッグシップとなるモデルがなんと約4割引というだけでも驚き。機能や音質から考えると比較的安価なモデルが多いブランドながら、このモデルだけは通常価格が2万6990円と唯一の2万円超えで、強力なノイキャンとハイレゾや空間オーディオ対応、最大60時間再生、かなりコンパクトに折りたためる独自構造など、Soundcoreの他モデルとは一線を画すスペックとなっています。

 

<イヤホン(オープンイヤー型)>

1. Nothing「Ear (open)」(1万4880円)

Nothingらしいデザインをイヤホンでも

割引率:40%(Amazon通常価格より)
発売日:2024年10月1日

スケルトンデザインのスマホで一躍名を馳せた英国Nothingのオープンイヤー型イヤホンで、やはり目の引くのはそのデザイン。Nothingらしいスケルトンなハウジング周りや薄型ケースなど、他にはない特徴を持っています。イヤーフックタイプで、シリコン製のフック部分や3点バランスシステム、そして片耳約8.1gという軽さは、スポーツ時にぴったり。さらにChatGPTとの連携も図られていて、ハンズフリーで直接ChatGPTに質問して答えを聞けるなど、Nothingスマホのユーザーならではの利点もあります。

 

2. HUAWEI「FreeClip」(1万7800円)

快適さと着け外しやすさなど完成度は今もトップクラス

割引率:36%(Amazon通常価格より)
発売日:2024年2月20日

イヤーカフ型(耳のフチに挟んで装着するタイプ)がイチジャンルとして確立される流れを作った先駆け的存在でもあるこちら(ガチで最初に登場したのはambieです)。光沢感のある見た目や形状記憶合金使用というスペックから着け心地の良し悪しが気になる人は多いかもしれませんが、これが驚くほど快適。アーム部分は柔軟性があり、1~2回使えば片手でサクッと着け外しができるようになります。球状のハウジング部分がキレイに耳の凹み部分に収まるため、安定感があり、さらに耳穴に近いことから音漏れも最小限に抑えられると良いことづくめ。同じカタチがふたつなのですが、自動で左右を判別したり、片側だけで使えたりなど、使い勝手の良さにもさまざまな工夫が施されています。

 

3. Shokz「OpenFit 2」(1万7980円)

イヤホンのみでも余裕の約11時間再生

割引率:31%(Amazon通常価格より)
発売日:2025年1月16日

骨伝導イヤホンで知られるShokz初のイヤーフックタイプのオープンイヤー型イヤホン。今年8月にマイナーチェンジモデルとして「OpenFit 2+」が発売されていて、新たにDolby Audioによる空間オーディオ対応とケースのワイヤレス充電対応が大きな差分になります。さすがに最新モデルということもあり、20%オフの2万2345円と前モデルとはセール価格で4500円近い差があるので、このふたつの機能が必要ないという人なら前モデルでも十分かと。片側にふたつのドライバーを搭載し、低域も広域もしっかり出せる実力や、フル充電で約11時間再生のスタミナ性、4つのマイクによるクリアな通話品質など、これまで骨伝導型で培ってきたオープンイヤー型ならではの機能性はさすがのひと言です。

 

4. Anker「Soundcore C40i」(8990円)

イヤーカフ型デビューにぴったり!

割引率:31%(Amazon通常価格より)
発売日:2024年11月7日

ここ1~2年で一気に増えたオープンイヤー型。そろそろひとつぐらい試してみたいなという人にぴったりなのがこの「Soundcore C40i」です。実は同じSoundcoreには「C30i」という最廉価モデルもあり、しかもこちらもブラックフライデーで17%オフの4990円とセール価格になっているんですが、イヤーカフ型デビューなら「C40i」がいいかも。違いはフックのブリッジ部分で、この「C40i」のほうが柔軟性があるんです。もちろん装着感はこちらが上。さらにイヤーカフキャップという耳の後ろ側にあたる部分に被せるキャップが付属していて、これを付けると隙間が狭まり、よりフィット感が高まります。イヤーカフ型はメガネの人やマスクをしている時も干渉しないというメリットがあるので、気になっているという人はまずこのモデルから試してみてはいかがでしょうか。

 

<イヤホン(カナル型&インイヤー型)>

1. ゼンハイザー「MOMENTUM True Wireless 4」(2万8500円)

フラッグシップイヤホンが大幅割引に

割引率:43%(Amazon通常価格より)
発売日:2024年3月1日

ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホン、フラッグシップモデルが大幅割引に。発売から1年半以上が経つのは事実ですが、発売後のファームウエアアップデートでAuracastとLEオーディオに対応するなど、最新モデルとも遜色ないスペックになっています。もちろんハイレゾロスレス対応、アクティブノイキャン搭載、サウンドパーソナライズ機能など、フラッグシップらしい多機能っぷり。そして、外装にファブリックが奢られた上質感マシマシなケース付き。音源が意図するサウンドを忠実に再現するゼンハイザーらしい音質が好きなら、要検討です。

 

2. JBL「TOUR PRO 3」(2万8000円)

他にはない機能が付いた個性派フラッグシップモデル

割引率:35%(Amazon通常価格より)
発売日:2024年10月3日

ケースにタッチディスプレイが付き、さらにそのケースがトランスミッターとしても使えるという個性派なJBLのフラッグシップイヤホン。ドライバーが前モデルのダイナミック型一発から、BAとダイナミックのハイブリッドになり大幅に音質が向上。元々、低音寄りのJBLらしい音から、BAドライバーにより高域もしっかり表現できるようになり、高域&低域がしっかりなサウンドに。そしてディスプレイ付きということだけでもかなり飛び道具感があったケースにトランスミッター機能が追加されたことで、例えば飛行機の機内エンタメに接続したり、自宅のテレビに接続したりといったことが可能に。音質も機能も充実のイヤホンになっています。

 

3. オーディオテクニカ「ATH-CKS50TW2」(1万7200円)

圧巻の重低音&脅威のスタミナ

割引率:28%(Amazon通常価格より)
発売日:2024年10月11日

“SOLID BASS”というオーテクの中でも低音を重視したシリーズのフラッグシップモデル。圧倒的な重低音と、その重低音を逃さない密閉性の高さが魅力。そして最大の特徴が、イヤホン単体で約25時間という圧巻のスタミナ性。当然ながら少々イヤホンは大きくなりますが、ケースがなくても1日以上使い続けられるのはうれしい。そしてこの長時間再生ゆえにケースを持ち歩く必要ないよねという発想から、イヤホンふたつが磁力でくっつく仕様になっていて、外せば電源ON、くっつければ電源OFFという仕組みも取り入れられています。体の芯に響く低音が欲しいという人は要チェックです。

 

4. Apple「AirPods 4(ANC搭載モデル)」(2万4800円)

Proじゃなくても性能の高さはさすがApple

割引率:17%(Amazon通常価格より)
発売日:2024年9月20日

Amazonのブラックフライデーとえいば、普段はなかなか割引されないApple製品を狙えというのがなかば常識となりつつあります。そして今年の狙い目は間違いなく「AirPods 4」のアクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載モデル。そして、ここで注意をひとつ。「AirPods 4」にはANCアリとナシのふたつのバリエーションがあります。ANCナシモデルもセール価格になっているんですが、アリモデルと比べて7000円以上も安い1万7700円。でも間違いなくオススメなのはANCアリモデル。密閉しないインイヤー型ながら、強力なマイクにより外音取り込み性能が驚異的に高く、ノイキャン性能だけでなく周囲の音を自分の耳よりクリアに聞こえるようになります。初めて体験した時は誰もが驚くレベルですよ。

>> Amazon.co.jp

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<文/円道秀和(GoodsPress Web)

円道秀和|&GP編集部所属。担当ジャンルはITデジタル、オーディオビジュアル、ホビー他。好きなものはコーヒー、旅行、キャンプ、乗り物全般、カレー、ラーメン、アジアのローカル料理、小さいギア。好きが高じてSCAJコーヒーマイスターの資格を取得

 

 

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