1924年、ドイツ・ベルリンにて設立されたbeyerdynamic(ベイヤーダイナミック)。現在はシュツットガルト近郊の町・ハイルブロンに拠点を構え、製品の80%以上をドイツの自社工場にて製造している、まさにMade in Germanyを貫き続ける老舗オーディオメーカーです。
1980年代にリリースされたモニターヘッドホン「DT 770 PRO」は、スタジオヘッドホンとして世界的定番モデルとなり、多くのアーティストやスタジオエンジニアから高く評価されました。
そういったことなどを聞くと、質実剛健な昔気質のオーディオメーカーをイメージしてしまいますが、さにあらず。オーディオシーンの潮流に合わせて、現在はEnjoyment(音楽鑑賞)、Creating(音楽制作)、Gaming(ゲーミング)、Work & Learn(リモートワーク)と4カテゴリーに分けて製品を手掛けるなど、しっかり最新の機能も追求し続けています。

新作の「AVENTHO 100」(3万6740円)も今どきの機能を搭載したヘッドホンになっています。ANCやハイレゾ対応といった機能性、スタイリッシュなデザイン、そしてスペックから考えて納得感がある価格など、先に販売されたヨーロッパでも人気というも頷けるスペックです。

耳を覆うのではなく、耳にのせるような装着感となるオンイヤー型なため、ハウジング部分は小ぶりで、全体的にスマートな印象。ハウジングからヘッドバンドへ伸びるケーブルをあえて見せている点もシンプルなデザインのアクセントになっています。
アクティブノイキャンに加えて、音声品質もクリアで、音楽再生だけでなく通話やオンライン会議などでも活躍すること間違いなし。重さは220gと軽量ながら、再生時間は最大で60時間以上(ANCオン時で40時間)とスタミナ性も問題なし。

対応コーデックはAAC、SBC、aptX Lossless、aptX adaptiveと、ハイレゾ音源も楽しめます。また3.5mmケーブルが付属しているので、より高音質で聴きたいならワイヤードという選択肢もありますよ。

またマルチポイント接続にも対応しており、最大8デバイスとペアリング、同時に2デバイスと接続が可能になっています。
世界三大デザイン賞のひとつであるレッド・ドット・デザイン賞を受賞したスマートなデザインに、最新ヘッドホンらしい機能を持つ「AVENTHO 100」。ちなみにベイヤーダイナミックは、ゼンハイザー、ウルトラゾーンと並んでドイツの三大ヘッドホンブランドと言われています。

目立つヘッドホンだけに人とは違うデザインがいい、でも音質や機能性は妥協したくない。そんな人にはピッタリの1台です。
<文/円道秀和(GoodsPress Web)>
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