
iPad miniへのOLEDディスプレイ搭載計画は順調に進んでいる一方、iPad Airには明確な動きが見られないとの予想が、中国SNS「Weibo」で報告されました。
このまま計画が進めば、iPad AirのOLED化はiPad miniより約1年遅れる可能性があります。
OLEDディスプレイの搭載により、iPad miniおよびiPad Air共に現行モデルより薄型化されることが期待できます。
iPad mini(A19 Pro)に初のOLED採用?
2026年に発売される次期iPad miniには、初めてOLEDディスプレイが搭載されると噂されています。
このモデルは現行のiPad mini(A17 Pro)に続く後継機となり、搭載チップがA19 Proにアップグレードされる可能性が高いとみられています。
また、iPad miniのデザインはこのタイミングで刷新され、ディスプレイサイズをディスプレイサイズを0.2〜0.4インチ拡大しベゼルが細くなる可能性もあります。
iPad AirのOLED化は2027年以降?
刹那数码氏によれば、iPad AirのOLED搭載については現在「目立った進展が見られない」とされています。
証券会社等も、iPad AirへのOLED搭載時期は2027年と予想しており、miniが先行する形になる見込みです。
2026年に発売されるiPad Airは、従来の液晶(LCD)を継続搭載しM4チップのみ更新される可能性があります。
2027年のモデルで初めてOLED化される場合、チップはM5に移行することが考えられます。

iPad Proとは異なる「フレキシブルOLED」採用へ
iPad miniとiPad Airに搭載されるOLEDは、iPad Proの「タンデムOLED(2層構造)」ではなく、発光層が1層のフレキシブルOLEDになる見通しです。その分コストを抑えられ、軽量化も期待できます。
また、両モデルに採用されるOLEDは、ガラス基板の大型化に対応する第8.6世代OLED製造ラインで生産される可能性があります。
この製造方式により、コスト低減と量産効率向上が期待されています。
BOEの製造開始時期が影響か
OLED化の時期差については、サプライヤーの生産能力と立ち上げ時期が関係しているとみられます。
特に、Appleへの卸価格が比較的安価な中国BOEの第8.6世代ライン稼働時期が影響している可能性があります。
Photo:刹那数码/Weibo, Apple Hub/Facebook
- Original:https://iphone-mania.jp/ipadair-599154/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729
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