【GoodsPress Web 旅モノグランプリ 2025】
日常の延長に非日常と旅の楽しみ方はさまざま！ 今年も「GoodsPress Web 旅モノグランプリ 2025」の季節がやってきました。2回目となる今回も、世界を巡りながらその魅力を発信し続ける旅のエキスパートをお迎えして、2025年話題となった新作からロングセラーまで数ある中から優秀な5アイテムをセレクトし、その中から大賞を選出！ いずれも“持っていると旅で活躍する”アイテムばかり。この冬旅のオトモにベストな逸品たちを7カテゴリーに分けてご紹介します。
▲【GoodsPress Web 旅モノグランプリ 2025】選考委員会（※手前左から）航空・旅行アナリスト 帝京大学理工学部航空宇宙工学科非常勤講師／鳥海高太朗氏、世界を旅しながらガジェット記事を執筆・ノマド系テクニカルライター／中山 智氏、世界一周・66カ国渡航、バックパックが相棒・株式会社ツキヒ 代表取締役 株式会社SAGOJO 取締役／鈴木英嗣氏、（奥左から）世界5大陸を回ったGoodsPress Web編集長／澤村尚徳、コーヒーの生産地巡りがライフワークの旅モノ担当／円道秀和
＜Part 5＞
旅時計編
昨今の海外でのスマホ盗難なども考慮すれば、なるべくスマートに時間確認ができるに越したことはありません。本来の時刻を見るだけでなく、スマートウォッチなら体調管理などさまざまな面で日々の生活と旅をシームレスに繋げてくれるもの。またゴルフをはじめとしたアクティビティなど、旅だからこその楽しみもサポートしてくれます。さらにクオーツの電波時計を選べば、ビジネスシーンでもキリッとまとまり、タイムゾーンが変わっても時刻合わせの必要もありません。そこで、カジュアルに使える定番のスマートウォッチとビジネスシーンでも腕元をクールに演出するクオーツまで、旅の相棒にしたい5本をご紹介します。
■バッテリー持ちが旅先では命！ とはいえ、ビジネスシーン向けの1本も持っておきたい
ーー日常と旅ってなんだかんだ言ってシームレスで、毎日使っている好みの1本を旅でも使うのが普通な気がします。逆に高級時計をわざわざ着けていく方が稀というか。
澤村 確かにそうだね。
中山 個人的に「Apple Watch Series 11」は旅の相棒として鉄板ですね。支払いがスマホを出さずにタッチでできるし、各国対応しているからどこ行っても安心。
円道 たしかバッテリーの持ちって通常使用で最大24時間ですよね。電池持ちという意味で、旅先での充電ストレスを軽減したいなら「HUAWEI WATCH GT 6 Pro」がいいかも。通常使用で約21日も使えるんですよ。
澤村 気づいたら動いてないっていうのがないんだよね、HUAWEIのスマートウォッチって。ヘビーユースでも12日間いけるから。
鳥海 それはありがたい。充電、面倒過ぎて。
円道 それにサイクリングにスノボやランニング、そしてゴルフにも対応しているから、現地でのアクティビティも楽しめる1本です。見た目の高級感もポイント高い。
ーー個人的には、旅に出る以外にも、出張時も含めてビジネスシーンで時計は着けておきたいものですね。
円道 シチズン「アテッサ ACT Line エコ‧ドライブ GPS 衛星電波時計」はビジネスシーンでもしっかり存在感を出せますよ。オールブラックでかっこいいし、光発電だから充電の手間もない。
鳥海 そういえば、昔は時刻合わせとかも面倒でしたよね。
中山 今って自動調整すら気づかないほどに自然というか。勝手に現地時間になってる。ホントいい時代ですよ。
円道 スーツに合わせるのを考慮するとカシオの「Manta S7000 Series OCW-S7000CN-1AJF」もいい。江戸切子の技法をベゼルに用いた日本を感じる1本です。
澤村 これは綺麗だよね！ 伝統と江戸の粋を感じます。
円道 話題の大谷翔平さんがアンバサダーを務めるセイコー アストロンの「アストロン ネクスター」も注目です。この絶妙な近未来感がいいんですよ。
澤村 意外と時計って見られてるよね。
鳥海 僕的には、スマートウォッチだと仕事の最中にAIや通知が反応しちゃうことがあって…。大事な局面で起こると恥ずかしいでしょ。だから、きちんとした時計は1本必要だなって思ってます。
澤村 どこに着けていっても堂々と振る舞えるのは大事。このセイコー、シチズン、カシオの3本なら時刻合わせも自動だし、通知もない。さらにビジュアルも良い。旅時計も日常と同じく、シーンに合わせて選ぶことが大事ですよね。
＜大賞＞
■バッテリー持ち脅威の21日間！ アクティビティも本気で楽しむ人向けの1本
HUAWEI
「HUAWEI WATCH GT 6 Pro」（ブラック：4万8180円、ブラウン：5万380円）
バッテリー持ちが脅威的！ 長めの旅でも充電を気にせず過ごせます（円道）
サイクリングやゴルフを楽しむスポーツ好きにもぴったり！（澤村）
スポーツウォッチ機能をより強化。フルカラーマップで自身の位置や目標地を確認しながらワークアウトが可能です。また世界各国のゴルフ場の1万7000以上のコースマップを網羅しており、方向や傾斜も含め戦略的なプレーをサポートします。最大水深40mまでのダイビングやスノボほか高い防水機能でアクティビティ全般に対応。最大輝度3000ニトで屋外でのディスプレイの高い視認性も◎。ほかにも医療承認取得の心電図機能や睡眠モニタリングも。24時間遊びから健康管理までまるっとお任せの1本です。
ーMaker’s Recommendー
『HUAWEI WATCH GT 6 Pro』は通常使用で21日間もつロングバッテリーはもちろん、運動の際にも健康管理にも頼れるスマートウォッチです。旅先でちょっと散歩したいときは屋外ウォーキングモードで、その都市のマップデータをあらかじめアプリからウォッチへインポートしておけば手元でマップが見られます（一部都市は非対応）。気になったときにその場で心電図測定ができたり、睡眠の質も毎日スコア化するなど体調管理にも使えます！（ファーウェイジャパン PR担当／中野さん）
>> HUAWEI「HUAWEI WATCH GT 6 Pro」
＜優秀賞＞
■ビジネスシーンにぴったり。異素材MIXのパワフルデザインに見惚れます
シチズン
「アテッサ ACT Line エコ‧ドライブ GPS 衛星電波時計（CC4105-69E）」（33万円）
個性的な八角形ベゼルに力強いデザインがたまりません（円道）
見た目が非常にかっこいい。場所を選ばず視認性が高いのもいいですね（鳥海さん）
粗いヘアライン加工の八角形セラミックベゼルと肌に優しくステンレスの5倍以上の強度を誇るスーパーチタニウムケースを採用。異素材同士をスムーズに一体化させ、力強さを演出しながらもスマートに仕上げた1本です。文字盤はチタニウムの原石をイメージし、インダイヤルには3つの金属リングを組み合わせてソリッドかつ精悍な印象を強調。“サテライト ウエーブ GPS”により、正確な時刻・カレンダーを自動修正。また、“ダブルダイレクトフライト”機能搭載で、2ステップで現地時刻に合わせられます。反射を抑えた文字盤は、ビーチなど日の当たる場所でもクリアに時刻確認が可能です。
ーMaker’s Recommendー
ケースやバンドの形はチタニウム加工のパイオニア「シチズン」の技術を活かしたもので、グッドデザイン賞2025を受賞しました。時刻情報のみの受信では、世界最速レベルの「最短3秒」で受信できる、エコ・ドライブGPS衛星電波時計です。（シチズン時計 宣伝部 PR課／西道洋さん）
>> シチズン「アテッサ」
＜優秀賞＞
■宇宙船内のような近未来感。メタリックさ際立つワントーンが美しい
セイコー
「アストロン ネクスター（SBXD037）」（27万5000円）
近未来感のあるデザインは、刺さる人にはドンピシャではないでしょうか（中山さん）
フォーマルでもカジュアルでも使える汎用性の高さもイイ（円道）
宇宙船内からインスピレーションを受けた近未来感溢れるデザインが特徴の限定モデル。ケース・ブレスレット・ダイヤルをシルバーカラーのワントーンで統一し、メタリックな雰囲気を際立たせた造形がたまりません。ダイヤル部分は、3方向へと伸びる縞模様を採用。上下左右を持たずに広がる無重力空間をイメージしています。ベゼルは異なる素材を組み合わせた2層構造で、6カ所の切り欠きから下層部の金属が見え、12カ所のインデックスに対応する工夫も。キャリバー3X62を搭載。ケースサイズは42mmでしっかり存在感を感じつつも、洗練されたスタイリングにぴったりな1本です。
ーMaker’s Recommendー
GPS 衛星電波を受信することによりタイムゾーン修正や自動時刻修正ができる機能を備えています。近未来的な宇宙船の内部空間に着想を得て、セイコー アストロンの先進性を限定モデルならではの特別なデザインで表現しました。（セイコーウオッチ 広報担当）
>> セイコー「アストロン」
＜優秀賞＞
■珍しいブラックモデルは仕上げに秘密が！
カシオ
「OCEANUS Manta S7000 Series OCW-S7000CN-1AJF」（30万8000円）
伝統技法を使ったデザインが秀逸。粋なブラックモデル（澤村）
ビジネスシーンで1本あると助かる。オールブラックが好み！（鳥海さん）
オールブラックの限定モデル。江戸切子の“千筋”技法をサファイアガラスに施し、上半分を月明かりをイメージした放射線カット、下半分を水面の揺れを表現した水平カットにし、月明かりが差し込む静かな夜の海を表現。光の加減でオシアナスブルーの色味が現れ、異なる表情で日々楽しませてくれます。文字盤には月面を思わせる梨地調の質感をプラス。3つのインダイヤルを機能的に配置したクロノグラフフェイスもアクセントに。
ーMaker’s Recommendー
月の光に照らされた夜の海を、オールブラックのチタン外装と江戸切子のサファイアガラスベゼルで表現したモデルです。江戸切子職人である三代秀石 堀口徹氏により、サファイアガラスベゼルに一つひとつ手作業で「千筋」と呼ばれるカットを施しました。ベゼル天面は3-9時ラインを境界に、上半分をフラット、下半分を多面体に加工しています。また、月面の凹凸や陰影をモチーフにしたテクスチャーダイアルを採用し、マットな質感で、月面の繊細かつ優美な表情を表現しました。（カシオ計算機 広報宣伝部／新谷さん）
>> カシオ「オシアナス」
＜優秀賞＞
■運動から睡眠まで健康管理を総合的にサポート
Apple
「Apple Watch Series 11」（6万4800円〜）
タッチ決済がスムーズに国を選ばず使えるのは本当にありがたい（中山さん）
定番中の定番。現地での体調管理にもひと役（鈴木さん）
日々の健康管理からフィットネスまで総合的にサポートするスマートウォッチの定番モデル。新たに過去30日間のデータ分析から高血圧の兆候がみられる際の通知や、睡眠スコアによる睡眠や体の回復力を高めるためのサポートも追加。ほかにも睡眠時の無呼吸を常時監視したり、夜間時のバイタルもしっかり確認できたりなど、健康管理の面で心強い1本に！ ワークアウト面では、“Apple Intelligence”を活用した“Workout Buddy”による音声での励ましなどが追加。また手首クリックのジェスチャーでタイマーを止めるなど、よりワークアウトに集中できる環境の構築に役立ちます。バッテリーは通常使用で最大約24時間。
>> 特集【GoodsPress Web 旅モノグランプリ 2025】
＜取材・文／相川真由美 写真（大賞）／湯浅立志（Y2）＞
相川真由美｜エディター／ライター。ライフスタイル系雑誌の編集アシスタントを経て、IT系週刊誌・月刊誌で約10年以上編集者として刊行にたずさわる。現在は、フリーの編集記者として国内外のテーマパークやエンタメ、ならびに観光、航空関連の取材・インタビューを中心に執筆中。
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/709770/
- Source:GoodsPress Web
- Author:GoodsPress Web
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