樽材のエイジングを味わう一本。ジェットストリーム「ピュアモルト」新作が登場

滑らかな書き心地の油性ボールペンの代表格として知られる「ジェットストリーム」。速乾性に優れ、筆記荷重や速度に左右されにくい低い筆記抵抗で、くっきりとした文字が書けることから、デスク用や外出用、単色・多色と使い分けて愛用している人も多いのではないでしょうか。プラスチックボディのモデルがおなじみですが、実はビジネスシーンやギフトにも向く高価格帯シリーズが展開されているのをご存知でしょうか。

なかでも個性が光るのが「PURE MALT(ピュアモルト)」シリーズ。名前の通り、サントリーのウイスキー熟成に使われた樽材を再利用して作られた一本です。長い時間をかけてウイスキーを育ててきた樽が、新たな役割を持って生まれ変わる。そんなストーリーを背景に持つ、エコフレンドリーな同シリーズの新作が登場しました。

新たに登場したのは「ピュアモルト ジェットストリームインサイド シングル」(4180円)と、「ピュアモルト ジェットストリームインサイド 多機能ペン 4&1」(2200円)の2モデル。早速、その魅力をチェックしていきましょう。

“PURE MALT”は、ペンの軸材にウイスキーの熟成に使用された樽材(オーク)を再利用したシリーズです。貯蔵庫で役目を終えた樽を解体し、独自の曲げ戻し加工によって真っ直ぐな板材へと加工。それをペン軸として生まれ変わらせています。

本シリーズは、三菱鉛筆が掲げる「uni MATERIAL JOURNEY 旅する素材。」をテーマに展開するラインのひとつ。役目を終えた素材や、循環可能で使用価値の高い素材に新たな役割を与え、筆記具として再生する取り組みです。限りある資源を次につなげていく、その試みのひとつが、厳選されたオーク材であるウイスキー樽の再利用というわけです。

“樽が紡ぐ、穏やかな時と佇まい。”をキャッチコピーに登場した新作は、天然木ならではの柔らかな触れ心地が魅力。使い込むほどに手に馴染み、経年変化によって自分だけの一本へと育っていく楽しみも味わえます。

なかでも「ピュアモルト ジェットストリームインサイド シングル」は、新設計を採用し、ボディ全体に樽材を使用。よりダイレクトに木の質感を感じられる仕上がりです。ロゴは板クリップ部分にさりげなく刻印され、全体の印象も洗練。

ノック時には、初速は軽やかで、徐々に心地よい重さを感じられるこだわりの機構を搭載しています。ボール径は0.5mm、インクは黒の単色仕様です。

なお、ギフトや自分へのご褒美にも選びやすい、上質感のあるパッケージもこの時期にはうれしいポイント。

エンボス加工による木目デザインを施した紙パッケージを採用し、手に取った瞬間から特別感を感じさせてくれます。

4色のジェットストリームとシャープペンを搭載した「ピュアモルト ジェットストリームインサイド 多機能ペン 4&1」は、シリーズの世界観をカラーでも表現したモデル。オーク材が育った深く静かな森を思わせるフォレストグリーンと、ウイスキーを味わう穏やかな時間を連想させるアンバーオレンジの2色を用意しています。ウイスキー樽由来というストーリーが、さりげなく佇まいににじむ仕上がりです。

黒・赤・青・緑の4色インクに加え、シャープペンも備えた5機能仕様で、日常の筆記からビジネスシーンまで幅広く対応。ボール径、シャープ芯径はいずれも0.5mmです。

1年頑張った自分へのご褒美としてはもちろん、年末年始に久しぶりに会う大切な人へのギフトにも好適。上質な一本とともに、2026年を迎える準備をしてみてはいかがでしょう。

>> 三菱鉛筆

<文/GoodsPress Web>

 

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