Apple Intelligence対応AirPodsとスマートグラスを来年発売と噂

AppleがApple Intelligenceに対応する新型AirPodsおよびスマートグラスを開発しており、2026年中に発売される可能性があると、サプライチェーン関係者が伝えています。

Apple Intelligence対応AirPodsは、これまで噂されてきた「カメラ付きAirPods」と同一の製品である可能性が高いと見られています。

赤外線カメラ搭載AirPodsが2026年発売見込み

Apple Intelligence対応AirPodsは、赤外線カメラを搭載し、周囲の環境を認識する機能を備える見通しです。また、指をかざして操作する空中ジェスチャー操作にも対応するとされています。

赤外線カメラの搭載方法次第では、従来のAirPodsに見られるステム（軸）部分を省いたデザインになる可能性もあります。その場合、ソニーのWF-1000XM5のような、よりコンパクトな完全ワイヤレスイヤホンに近い外観になることも考えられます。

Apple Intelligence対応AirPods向けの赤外線カメラや各種センサーは、TASC（Taiwan-Asia Semiconductor Corporation、台亜半導体）が供給すると予想されています。

また、充電ケースについては、SZS（Shin Zu Shing、新日興）が担当する見通しです。

関係者によれば、AppleはApple Intelligence対応スマートグラスについても複数のモデルを並行して開発しているとのことです。

開発が進んでいるとされるのは、コードネーム「N50」のスマートグラスで、iPhoneとペアリングして使用することを前提とした製品です。このモデルはディスプレイを搭載せず、2026年中に発売される可能性があると伝えられています。

一方、もう1機種はディスプレイを搭載するスマートグラスで、こちらはより高度な情報表示や操作を想定しているとみられ、発売時期は2027年から2028年になる見通しです。

Apple Intelligence対応スマートグラスについては、チップの製造をTSMCが担当し、レンズなどの光学部品はLargan Precisionが供給、最終的な組み立てはFoxconnが行うと予想されています。

これらの構成からも、Appleが将来的なウェアラブルAIデバイスとしてスマートグラスを重視していることがうかがえます。

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