街では、コートにもスーツにも馴染むきれいめのバックパックが増えています。装いを崩さず、それでいて毎日の荷物をきちんと運べるようにデザインされたリュックは、普段遣いやビジネス用途でも定番になってきました。MILESTO(ミレスト)が新しく展開する「XTREC(エクストレック)」は、そうした流れの中で“服とギアの中間”に位置づけられるシリーズです。

「XTREC」には、性格の異なる2つのモデルがラインナップ。「XTREC アシンメトリーバックパック」(2万5300円)は、左右非対称のフロントデザインが特徴で、トレンチコートの前合わせを思わせるすっきりした印象。容量は約24L、重量は980gで、街で使いやすい大きさです。

もう一つの「XTREC レイヤードバックパック」(2万5300円)は、生地やベルトを重ねた立体的な構造がポイントで、容量は約26L、重量は1070g。ガジェット類や厚みのある荷物を細かく仕分けしたい人に向いたつくりです。どちらもグレージュとブラックの2色展開で、冬のアウターにも馴染みやすい落ち着いた色味です。

どちらのモデルにも共通するのが、“服のディテールを取り入れたデザイン”と“タフな素材使い”の組み合わせです。前面にはトレンチを思わせるナイロンツイル、負荷がかかる部分にはコーデュラ製・バリスティックナイロンを配置。撥水加工も施されており、冬の悪天候でも扱いやすくなっています。裏地のストライプ柄は、コートのライナーのような遊び心として効いています。

また、このシリーズで最も特徴的なのが背面まわりです。メッシュパッドは着脱式で、汚れが気になれば丸ごと洗えます。長時間背負うと、冬でも電車移動や屋内で背中が熱を持ちやすい場面がありますが、パッドを洗ってリセットできると気持ちよく使い続けられます。上部には薄いポケットもあり、保冷剤を入れることも可能。背面パッドを洗えるというのも相まって真夏にも嬉しい仕様です。

収納はガジェットバッグらしく細かく割り振られています。ポケットは12〜13個と多く、ケーブルや充電器、モバイルバッテリーなどの小物を分けて収めやすい構造。PCスリーブは十分なクッション性があり、移動の多い日でも気を遣わずに扱えます。

さらに、ファスナー引手と丸カンを併用する「ロックリングシステム」により、小型の鍵(パドロック)で施錠できる仕様も用意。カフェやコワーキングで作業をする日でも安心感があります。

見た目はすっきりしていますが、背面パッド、素材、収納、セキュリティなど、日常で使うための細かな工夫が随所に盛り込まれています。XTRECは、服の延長として背負える見た目と、毎日の移動に必要な実用性を両立したシリーズ。通勤や外出でガジェット類を持ち歩く生活のなかで、扱いやすく、馴染みの良いバックパックを探している人に向くモデルです。
>> MILESTO
<文/山口健壱(GoodsPress Web)>
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