ガジェット好きなら、一度は検討したことがあるものと言えば、分割キーボード。キーボードが左右に分かれ、自由な配置でキー入力ができることから、長時間使っても疲れにくいと言われています。中には自作する人もいるほどで、知る人ぞ知る存在ながら、根強い人気を持つカテゴリーです。
ただ、分割キーボードは気軽に手を出しにくい道具でもあり、理由のひとつがキー配列。左右に分かれているだけでも慣れが必要なのに、US配列のモデルが多く、なかなか手を出しにくいというのがネックです。また、左右のキーボードをケーブルでつなぐ必要があり、デスク上がどうしても散らかって見える点も、導入をためらう要因。
この2つの引っかかりを、仕様でそのまま処理してきたのが「Waffree(ワフリー)」(9万9800円)です。

左右分割式でありながら完全ワイヤレス、さらにJIS配列を採用。分割キーボードの世界では意外なほど例の少ない組み合わせで、興味はあったものの「ちょっと使いにくそう」と感じていた人にとって、現実的な検討対象に入ってきます。

高級感ただようビジュアルですが、アルミ削り出しの筐体で左右合わせて約2kg。軽快さとは正反対ですが、その分、据え置きで使うことを前提にした安定感が。キーを打っても本体が動きにくいと、作業中に無意識で位置を直すような動きが減るので、長時間の入力ではこうした点が効いてきそうです。
打鍵感も、長時間使用を想定した構成です。内部にはガスケットマウント構造を採用し、キーを押し切った際の衝撃をやわらかく受け止める設計。硬さを前に出すタイプではなく、底に当たる感触が比較的穏やかです。スイッチプレートは真鍮製とFR4製の2種類から選択でき、重さを取るか、軽めの打ち心地を取るかで方向性を選べます。

実用面もよく考えられています。バッテリーは最大約320時間持続し、充電の頻度はかなり低め。充電は側面のマグネット式ポートから行うため、日常的な取り回しもシンプルです。Bluetooth 4.0で最大5台まで登録でき、有線接続にも対応。仕事用と私物のPCを行き来するような使い方にも無理なく対応します。
専用ツールを使えば、キー配置やマクロの設定が可能で、その内容はキーボード本体に保存。しかも使用ソフトごとに独自ショートカットを設定できるなど、使用者に合わせた柔軟なカスタマイズが可能です。
会社のPCなど、自由にソフトを入れられない環境でも、設定を持ち越して使えます。このあたりは、仕事道具として見ると見逃せないポイントです。

分割キーボードなら打鍵感にもこだわりたいところですが、キースイッチは4種類から選択可能。軽めのもの、標準的なもの、押した感触が分かるタイプ、静音タイプと方向性が分かれています。ホットスワップ対応のため、まずは無難な選択から始めて、使いながらの調整も可能。
価格だけを見ると決して安くはありませんが、完全ワイヤレス、分割式、JIS配列、アルミ筐体という条件をすべて満たす製品は他に見当たりません。レンタルで試せる導線が用意されている点も含め、分割キーボードが気になっている人なら、一度試してみるもアリかも。
>>Waffree
<文/山口健壱(GoodsPress Web)>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/713057/
- Source:GoodsPress Web
- Author:GoodsPress Web
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