ソニーからも出るぞ!イヤーカフ型イヤホン「LinkBuds Clip」の実力やいかに

耳をふさがず周囲の音も聞こえる“ながら聴き”イヤホン市場にも大きな変化が起きています。

ながら聴きイヤホンで当初主流だったのは骨伝導タイプ。2013年にワイヤレスの骨伝導イヤホンが登場し、2020年には完全ワイヤレスタイプも登場しました。

そんな中、独自路線を走っていたのが2017年に登場したambie。耳のフチを挟んで装着するイヤーカフ型の先駆者です(実はすでにイヤーカフ型はあったのですが、骨伝導で音を響かせるタイプでした)。ambieのアクセサリー感覚で楽しめるというコンセプトは斬新で、当初は有線モデルしかなかったのですが、2021年には完全ワイヤレス化。骨伝導タイプとは異なる聴こえ方で、最初に試した時の、「常に自分にだけBGMが聴こえている」ような感覚はよく覚えています。

そんなイヤーカフ型に大手メーカーも参入してきたのが2024年。ファーウェイとボーズから相次いで発売され、音漏れを防ぐ技術、しっかり感じられる低音、装着感の良さ、着け外しやすさなど、イヤーカフ型が苦手としていた部分を克服しており話題となりました。

その後、数多くのメーカーから発売され、いまやイヤホンジャンルのひとつとして確立されたイヤーカフ型ですが、いよいよソニーからも登場します。それが2月6日発売の「LinkBuds Clip」(予想実勢価格:2万9700円前後)です。後発にはなりますが、だからこその機能がいくつも搭載されています。

まず注目は、付属のフィッティングクッション。バンド部分に取り付けるクッションで、緩く感じられたり、スポーツをするためにしっかり固定したいといった時に取り付けることで、フィット感を調整できます。耳の形は千差万別。従来のイヤーカフ型で緩いと感じていた人にはありがたいパーツです。

そして、タップ操作で簡単に切り替えられる音設定も用意されています。通常モードである「スタンダード」以外に、周囲が騒がしい環境で人の声を聞き取りやすくする「ボイスブースト」、電車内や静かな環境でぜひ使いたい「音漏れ低減」があり、中でもボイスブーストは、動画コンテンツを観る際にコンテンツの声が周囲の音に紛れがちなながら聴きイヤホンならではのモードかもしれません。

音楽や動画だけでなく通話機能にも注目。マイクを2つ搭載しているだけでなく、骨伝導センサーも搭載しているところがポイントで、骨伝導だから周囲の音を拾わずに自分の声のみを拾うため、ノイズ抑制になります。またAIにより自分の声をクリアに抽出するので、通話やオンライン会議などでもしっかり活躍してくれそうです。

▲ケースカバー(別売)も用意されています

本体だけで約9時間(ケース込みだと約28時間)連続再生、IPX4の防滴性能、片耳だけで使用&操作可能、8台までのデバイスとペアリング、Google Geminiの音声アシスタント機能に対応(Androidのみ)などを搭載。また専用アプリを使えば、周囲の騒音レベルに合わせて音量を自動的に調整する“アダプティブボリュームコントロール”や、シーンを感知して自動で最適な音楽やコンテンツを流してくれる“シーンベースドリスニング”といった便利機能も使えるようになります。

スポーツ時やリモートワーク時だけでなく、カナル型が苦手な人にも最適なイヤーカフ型イヤホン。ソニーの参入で、今後の進化も期待できそうな予感です。

>> ソニー「LinkBuds Clip」

<文/円道秀和(GoodsPress Web)>

 

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