【車種当てクイズ】このカスタムカーのベース車わかる?どれも完成度高すぎです

2026年1月9日〜11日に千葉県・幕張メッセで開催された東京オートサロン2026。今や日本はもちろん世界中からクルマ好きが訪れる一大イベントに成長しましたが、歴史を紐解くと、1983年に開催された東京エキサイティングカーショーまで遡ります。主催はチューニング雑誌の「OPTION」で、カスタムカー文化を広く世の中に広めることを目的に開催されました。

当初は公道走行ができないゴリゴリのチューニングカーを製作しているショップが多数出展していましたが、だんだんと公道走行ができるライトなカスタムカーが増えてきて、それとともに自動車メーカーも自社のクルマの世界観を表現するために出展するようになります。

また、展示されるクルマもスポーツカーやVIP系のセダンだけでなく、ミニバンやSUV、軽自動車など幅が広がっていきました。

とはいえそこはオートサロン。現在でも自分たちの世界観をストレートに表現したゴリゴリのカスタムカーを展示するショップもあります。中には何をベースに製作したのかがわからないものもあります。

そこで今回は、ド派手なカスタムカーをクイズ形式で紹介。ベース車がなんだか、考えてみてください!

 

1:AMJ|背の高いヨーロピアンスタイルのピックアップトラックですが…

最初に紹介するのは、鮮やかなブルーがキレイなピックアップトラック風のカスタムカー。2インチのローダウンでスポーティな雰囲気を演出し、メッキバンパーとメッキホイールでレトロヨーロピアンな雰囲気を演出しています。

ベッド部分は実用性を高める形でカスタム。ベッドの縁に貼られた縞板が使い勝手の良さを高めています。

フロントは角目2灯のヘッドライトでクラシカルな雰囲気に。よく見るとライト部分だけでなくフロントガラス下のフード部分も変更されています。このモデルの特徴はピックアップトラックなのにスライドドアなこと。そしてアウトドア好きには有名なAMJ(オートモーティブジャパン)が手掛けていることから、ベース車が何かはわかりやすいですね。

正解はトヨタ ハイエースバン

スライドドアの後ろ部分のルーフとガラスを切断し、ピックアップスタイルにカスタムしています。ド派手なカスタムですが、AMJが得意とするレトロな雰囲気を盛り込むことで、街にも自然の中にも馴染むように仕上げているのはさすが!

>> AMJ

 

2:GMG|屈強なスタイルに仕上げた本格クロカンに見えますが…

グレーとブラックの2トーンボディにラプター塗装されたオーバーフェンダーとバンパー。これはランドクルーザーやハリアーなどラグジュアリーSUVのカスタムを得意とするGMGが手掛けたモデル。オートサロンでもランクル250やランクル300と並ぶ形でこのクルマが展示されていました。

リアスタイルはこんな感じ。背面タイヤとヒッチメンバーが大迫力です。スライドドアのデザインと特徴的なテールランプの形を見ればベースモデルがわかりますね。

そう。このベース車両は先代の30系アルファード

思い切りリフトアップしていることから「アゲファード」と命名されているそうです。ラグジュアリーなミニバンも作り方次第でSUVテイストが高められた仕様になるんですね。

>> GMG

 

3:Cal’s Motor|西海岸テイスト溢れるビンテージなバンですが…

ここからだんだんとベース車を当てるのが難しくなってきますよ。Cal’s Motorのブースには、最新のモデルに最新カスタム手法を取り入れることで、アメリカ西海岸で生まれたキャルルックを安心して楽しめるようにしています。

Sonova(ソノバ)と名付けられたこのカスタムモデルは70年代のアメリカンなバンをイメージさせるスタイル。クロームメッキのグリルと前後バンパー、長めに取られたボンネット、クラシカルな雰囲気のウインカーレンズなどでヴィンテージ感を演出。縦目4灯のヘッドライトも当時の味を出しています。ちなみにこのヘッドライトはLEDになります。

Sonovaは特別仕様限定車として、全身に黒をまといワルっぽさを打ち出したミッドナイトエディションも用意されています。ベース車両の面影はリアスタイルとスライドドアのグリップに残っていますが、強烈な個性を打ち出しているので、ぱっと見ただけではカスタムカーではなくアメリカでこういうクルマが販売されていると思うかもしれませんね。

正解は日産 NV200バネット

NV200は車中泊仕様車のベース車両としても人気ですが、ここまでガラッと姿を変えると、商用車がベースとは感じさせませんね。

>> Cal’s Motor

 

4:Blow|50年代のピックアップトラックを彷彿させるデザインですが…

50年代に大ヒットした「パンプキン」ことフォード F-100を彷彿とさせるデザインが目を引く、Blowが手掛けたこのジャックライダーは、東京オートサロンに展示されるカスタムカーの中でもかなり目を引いていました。

F-100はピックアップトラックですがジャックライダーはバンをベースにしていることがリアスタイルからわかります。写真ではわかりませんが、テールゲートはスムージングしたようにツルンとしたデザインに。このような部分でもさりげなくアメリカンスタイルが演出されています。

インテリアはミニバンやワンボックスの内装カスタムを得意とするCRAFTPLUSが手掛けています。木の温もりを感じさせる落ち着いたデザインが特徴。この内装からベース車がわかりますでしょうか。

正解はトヨタのコンパクトワンボックス、タウンエース

ルーフのラインやスライドドア形状にベース車の面影はありますが、ここまで大胆にカスタムすることもできるのですね。

>> Blow

 

5:DAMD|アメリカンテイストのクラシカルなミニバンですが…

ジムニーシリーズや軽自動車を中心に、フェイスチェンジを施したカスタムカーの製作で有名なDAMD。同ブランドが掲げる「Styling Effect」というキャッチコピーからもわかるように、オリジナルの個性を活かしながら、異なる世界観を表現することを得意としています。

東京オートサロンの会場で見つけたのはアメリカンビンテージ感漂うミニバンです。縦目4灯の迫力あるスタイルと四角い大型グリルは、ベース車が狙ったイメージとはまったく違うワイルドな雰囲気が漂っています。四角いボディを表現するために、ボンネットの上からカバーを装着。これによりフロントが大きく張り出した、迫力ある顔立ちを実現しています。

リアからクルマを見ると、テールランプの形でベース車が何かわかる人もいるはず。ベース車のリアデザインがスッキリしているので、フロントが大きくフェイスチェンジされていても違和感がないのがいいですね。

正解はホンダ ステップワゴン

ミニバンは押し出し感を強くするためにギラギラしたデザインのものが多いですが、ホンダはシンプルで清涼感のあるデザインを打ち出しています。だからこそフェイスチェンジしても違和感がないのでしょう。

DAMDは他にもホンダ フリードをアメリカンな雰囲気にフェイスチェンジしたカスタムカーも展示していました。80年代スタイルを打ち出したコンパクトミニバンもカッコいいです!

>> DAMD

 

6:T.R.A KYOTO|まるでR32 GT-RのチョロQのような雰囲気ですが…

90年代にグループAで29連勝という偉業を成し遂げた日産 スカイラインGT-R(R32)。海外でも人気が高く、多くの中古車が海外に輸出されたことで日本での流通台数が減少し、中古車相場が高騰しました。

そんなR32 GT-Rを超コンパクトにしたコンプリートカーがT.R.A KYOTOのブースに展示されていました。これはTRA京都とHARD CORE TOKYOのコラボレーションで生まれたものだそうです。

オーバーフェンダーや丸目4灯のテールランプ、そしてフロントフェイスなど、R32らしい迫力を感じさせるディテールを盛り込みながらも、まるでチョロQのような愛らしさを感じさせるデフォルメ感を出しています。

ベース車は、スズキが2003年に発売した2人乗りの軽自動車、ツイン

ベース車のコロンとしたスタイルと活かしてコミカルな雰囲気に仕上げられたGT-R。その完成度の高さに驚かされました。

>> T.R.A KYOTO

<取材・文/高橋 満(ブリッジマン)

高橋 満|求人誌、中古車雑誌の編集部を経て、1999年からフリーの編集者/ライターとして活動。自動車、音楽、アウトドアなどジャンルを問わず執筆。人物インタビューも得意としている。コンテンツ制作会社「ブリッジマン」の代表として、さまざまな企業のPRも担当。

 

 

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