
折りたたみiPhoneに搭載されると噂のOLEDディスプレイについて、表面素材に耐擦過性に優れた材料が採用される可能性があると、サプライチェーン関連情報として伝えられました。
この情報が事実であれば、Galaxy Z Fold7と比べて傷が付きにくいディスプレイになると期待されます。例えば、メインディスプレイに異物を挟み込んだ状態で折りたたんだ場合でも、傷や割れのリスクが抑えられる可能性があります。
折りたたみiPhoneとGalaxy Z Fold7で異なるディスプレイ表面素材
情報によれば、折りたたみiPhoneとGalaxy Z Fold7では、OLEDディスプレイ表面に用いられる素材に次のような違いが生じる可能性があるとのことです。
- 折りたたみiPhone:透明ポリイミド(PI:Polyimide)
- Galaxy Z Fold7:ポリエチレンテレフタレート(PET:Polyethylene Terephthalate)
いずれの素材も超薄型ガラス(UTG:Ultra Thin Glass)の上に加工されるとみられており、今回の情報が対象としているのは、折りたたみ時に内側になるメインディスプレイと考えられます。
AppleがUTGとPIの組み合わせを検討していることは、2022年8月に、折りたたみiPadなど大型の折りたたみデバイス向けに開発していると報じられていました。
そのため、折りたたみiPhoneと並行して開発されているとの噂もある、それらの開発過程で得られた技術が応用されるのかも知れません。
傷対策に関する特許も2023年1月に出願するなど、対擦過性向上を重視している姿勢が伺えます。
製造コストでは不利なPI、使い勝手とのバランスが焦点
ポリイミド(PI)は、耐擦過性に優れる一方で、製造コストがPETよりも高いというデメリットがあります。そのため、Appleが最終的にPETを採用する可能性も完全には否定できません。
ただし、現時点ではPI採用の可能性が高いとの見方が優勢です。もしPIが選択された場合、Appleは製造コストよりも、長期使用時の扱いやすさや耐久性を重視した判断を下したことになります。
Penデバイス非対応でも、メインディスプレイの傷リスクは残る
Penデバイスに対応する折りたたみスマートフォンでは、ディスプレイ表面の耐擦過性が特に重要になります。
Galaxy Z Fold7は、薄型化を優先してデジタイザー層を廃止した結果、S Penに非対応となりました。そのため、ペン使用による傷のリスクは低下しています。
しかし、以下のようなケースでは、Penを使用しなくてもディスプレイに微細な傷が付く可能性があります。
- メインディスプレイに砂や微小な異物が挟み込まれた状態で折りたたんだ場合
- 糸や紙などを挟み込んだ後に引き抜いた場合
こうした極めて浅い傷が長期間の使用で蓄積し、結果として目に見える傷になることも考えられます。
折りたたみスマートフォン特有の不安をどこまで軽減できるか
折りたたみスマートフォンは、ストレート型スマートフォンと比べて、メインディスプレイの扱いに気を配る必要があります。
その点で、ディスプレイ表面の耐擦過性向上は、日常使用時の心理的負担を軽減する重要な要素です。折りたたみiPhoneがこの点をどこまで改善できるのかも、購入を検討する場合に確認しておくべき要素の1つになり得ます。
Photo:Apple Hub/Facebook
- Original:https://iphone-mania.jp/iphone18-600073/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729
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