1951年に誕生したOrient Star(オリエントスター)は、「輝ける星」と呼ばれる機械式時計を理想に掲げ、75年にわたり日本製機械式の王道を歩んできたブランドです。
その節目に登場するのが、スポーツコレクションM42の記念作「M42 ダイバー1964 1st エディション F6 デイト 200m」(15万700円)です。

原点にあるのは、1964年の「オリンピアカレンダーダイバー」。当時はまだ明確なダイバーズ規格が整備されておらず、各社が手探りで“潜れる時計”を形にしていた時代でした。
その初期衝動を、現代の国際規格・ISOに準拠した200mスキューバ潜水用防水として再構築したのが本作です。

直径41mmのケースは、エッジの効いたラグやリューズガードを持たない造形など、初代の面影を色濃く残しています。一方で、ねじ込み式りゅうずとスクリューバック、逆回転防止ベゼルを備え、実用面は万全。
両球面サファイアクリスタル(ARコーティング)やルミナスライトも含め、ダイバーズウオッチとして求められる要素を過不足なく整えています。

ダイヤルに宿るのは、75周年にふさわしい象徴性です。テーマは「夜空と深海」。中心のブルーグレーから外周へとブラックに移ろうグラデーションは、星明かりを受けて揺れる海面と、その下に広がる深海の濃淡を思わせます。
ブラックやシルバーとは一線を画すこの限定色は、スポーティなダイバーズに奥行きと品を添えています。

独特のアロー型針、立体的なカットインデックス、無垢ステンレス製の回転ベゼル。1960年代前半からダイバー開発を続けてきたブランドの記憶が、細部に息づいています。当時の意匠を受け継ぎながら、現代の完成度で仕上げている点こそ、このモデルの醍醐味でしょう。

ムーブメントは自社製キャリバーF6N47を搭載。日差+25秒~-15秒、50時間以上のパワーリザーブを確保しています。さらにダイバーズとしては珍しいパワーリザーブ表示を備えるのも特徴。
1996年に導入され、今やオリエントスターの象徴となったこの機構を本格ダイバーに組み込むあたりに、同社らしさが体現されています。

世界700本限定。裏ぶたには75周年のアニバーサリーマークとシリアルナンバーが刻まれています。ヴィンテージの記憶と現代の規格、そしてブランドの節目が重なった一本。コレクションとしても、実用機としても、長く付き合える限定モデルです。
>> Orient Star
<文/GoodsPress Web>
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- Source:GoodsPress Web
- Author:GoodsPress Web
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