レザーシューズが流行っていたのはいつだっただろう? そう思ってしまうほどスニーカーブームが続いていましたが、ここ1、2年でその潮目にいささか変化が表れ、ローファーやそのデザインを取り入れたローファースニーカーがトレンドとして巷を賑わせています。その流れはローファーだけに留まらず、ほかのレザーシューズにも派生。革靴そのものだけではなく、さまざまなレザーシューズをモチーフにしたスニーカーも続々と登場しているのはみなさんも知るところではないでしょうか。

そんななか、ここ日本において特に注目したいブランドがあります。それはご存じHARUTA。中学・高校時代に愛用していた人も多いでしょう。それもそのはず、HARUTAは学校指定の通学シューズとしても多く採用され、トップクラスのシェアを誇っているからです。そんな人によっては懐かしくも感じられるHARUTAですが、その歴史は非常に長く1917年(大正6年!)に創業スタート。その後、1956年には婦人用コインローファー「308」を、1957年には紳士用ローファー「804」を発表し現在に至るまで多くのファンを獲得し続けています。

個人的な話になりますが、中学・高校時代、HARUTAのローファーに非常に憧れを抱いていました。と、言うのも通っていた中学・高校は学生服(所謂“学ラン”)で、さらに基本的にほとんどの生徒が自転車通学だったためスニーカーを履くのが普通だったのです。ブレザースタイルの他校の生徒がHARUTAのローファーを履いて通学しているところを横目にする度、都会的だし洒落感もあって良いなといつも思っていました。今でも東京・浅草にあるHARUTAのビル(販売部がある事業所)近くを通る際、青春時代に憧れていた“あの気持ち”を思い出し、何とも甘酸っぱい、何だか泣きたくなるような感覚になります。
▲HARUTA「602 レトロボウリングシューズ」(1万8150円)※BLACK
そのHARUTAから登場した今回の新作が「602 レトロボウリングシューズ」。そのアイテム名通り、1950年代のアメリカのボウリングカルチャーを彷彿とさせるクラシックなデザインがベースでありながらも現代風に仕上げられた1足となっています。
▲こちらはBROWN GRAPEカラー
同ブランドらしい光沢のあるガラスレザーを採用したアッパーがクラシカルな空気感をちょうど良いバランスに。レトロなテイストなのに野暮ったく感じないのはこの素材が持つ雰囲気によるところが多大にあります。また、往年のボウリングシューズらしい8つのシューホールが特徴的で、革靴らしさとスポーツシューズらしさ、その両方の良さが合わさったような佇まいを構築しています。

さらに、特筆すべき点は見た目だけに限りません。レトロなデザインにもかかわらず実用性にもこだわりが詰まっているんです。シューホールは細かくフィット感を調整できますし、中敷きと中底にスポンジを貼り合わせたダブルスポンジ構造により柔らかく快適な歩行性を実現しています。
シックな装いにもカジュアルな着こなしにも合わせやすく汎用性の高いHARUTAの新作。次の1足としてぜひ手に取ってみてほしい、気張らず履けるレザーシューズです。
<文/手柴太一(GoodsPress Web)>
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- Source:GoodsPress Web
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