MacBookシリーズの製造拠点が順次ベトナムへ〜大人気のNeoも対象

MacBookシリーズの製造について、今後は順次ベトナムへ移管され、全体の40%以上が同国で生産されるようになるとの見方が、サプライチェーン関係者の情報として報じられています。

この動きには、新モデルのMacBook Neoも含まれているようです。

ベトナムでの製造規模拡大は地政学的リスク回避が目的か

今回、ベトナムにおけるMacBookシリーズの製造規模が拡大される理由として挙げられているのが、地政学的リスクの回避です。

中国依存を見直す流れが進む可能性

この見方が正しければ、Appleは現在中国に偏っている製造体制について、一定のリスクがあると判断していることになります。

製造拠点を複数の国へ分散することで、供給網の安定性を高めたい狙いがあると予想されます。

iPhoneで先行していた製造・開発拠点の分散

Apple製品の製造を中国以外へ移す動きについては、すでにiPhoneで進められていることが広く知られています。

インドでは新製品開発の一部も進行か

iPhoneでは、製造拠点の移管だけでなく、新製品導入(NPI:New Product Introduction)を通じた新製品開発もインドで始められるとみられています。

そう考えると、MacBookシリーズでも同様に、中国以外の地域へ生産体制を広げる流れが本格化しても不思議ではありません。

販売好調なMacBook Neoもベトナムでの製造拡大対象に

今後、ベトナムで製造規模の拡大が見込まれるMacBookシリーズには、MacBook Neoも含まれていると伝えられています。

想定以上の売れ行きが背景にある可能性も

MacBook Neoは想定を上回る販売ペースを記録しており、受注台数がMacBook Proを上回り、販売店によっては13インチMacBook Airに次ぐ売れ行きだとする報道もありました。

このように需要が強いモデルであれば、安定供給のために製造拠点を広げる判断は十分にあり得そうです。

13インチMacBook Airとの競合は現時点では限定的か

MacBook Neoの登場によって、13インチMacBook Airの販売台数が減少するのではないかとの懸念もありました。ただ、現時点ではそうした影響は大きく表れていないようです。

その場合、MacBook NeoはMacBook Airの需要を奪うというより、価格競争力を武器に、これまでWindowsノートPCを選んでいたユーザー層を新たに取り込んでいる可能性があります。

Appleにとって裾野拡大につながるモデルか

もしこの見方が正しければ、MacBook Neoは単なる廉価モデルではなく、MacBookシリーズの新規ユーザーを増やす役割を担っていることになります。Appleがこのモデルの生産体制を強化しようとしているのであれば、その背景には販売好調だけでなく、MacBookシリーズ全体の裾野を広げる狙いもあるのかもしれません。

Photo:Apple Hub/Facebook


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