モノ通が教えるネクストヒット!「準個体電池」「オープン型イヤホン」【本当に売れているモノ&売れ続けているモノ】

【本当に売れているモノ&売れ続けているモノ】

スマートフォンと併せてモバイルバッテリーを携行するのはもはや当たり前。そんなモバイルバッテリーに使用される電池が、安全性の高い「準固体電池」へと移行しつつあるという。その理由とメリットを紹介!

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■モバイルバッテリーの新機軸は発火リスクを抑えた「準固体電池」

モバイルバッテリーの新定番になりそうなのが、「準固体電池」を採用したタイプだ。ITライターの井上さんは次のように話す。

「準固体電池は発火リスクの低さや幅広い温度帯への対応、電池寿命の長さが魅力です。ここにきて国内ブランドの一般ユーザー向けモバイルバッテリーにも、同技術を採用する製品が続々と発売されています」

従来のリチウムイオン電池は電解質に可燃性の液体を使用しているため、衝撃による液漏れや過充電時の発火リスクが課題だった。準固体電池はこの液体電解質をゲル状の難燃性素材に置き換えることで、発火リスクを大幅に低減。こういった安全性の高さから、今後は準固体電池モデルが主流になるはずだ。

<教えてくれた人>

ITライター
井上 晃さん
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に最新ガジェットやITサービスなどを取材。Webメディアや雑誌に記事を寄稿する。

 

 

■電池寿命4倍! 買い替え目安時期もひと目でわかる

エレコム
「半固体電池モバイル バッテリー 10,000mAh」(8480円)

LEDパネルに電池残量が表示されるだけでなく、バッテリーの性能低下を知らせる新機能がユニークです。買い替えの判断がしやすくなりました(井上さん)

USB Type-C×2、Type-A×1を備え、最大35W出力に対応。繰り返し使用回数は従来品比約4倍の2000回で、−15〜45℃の幅広い温度帯にも対応。電池の健康状態をLEDで表示する「Health Monitor」機能を搭載。

▲ランプの色で買い替え時期を知らせる「Health Monitor」。消灯(〜約250回)→青色(約251〜500回)→橙色(約501〜)へと変化

■充電器一体型だから外出先でも安心。ケーブルも内蔵

オウルテック
「OWL-LPBAC5003シリーズ」(7980円)

プラグ付きで充電器としても使えます。USB Type-Cケーブルも内蔵されているので、ケーブル忘れを気にせずに携行できるのがポイント(井上さん)

準固体電池を使用したAC充電器一体型の5000mAhモバイルバッテリー。USB Type-Cケーブルを内蔵し、Type-C×1、Type-A×1の出力ポートと合わせて3台の機器に同時充電可能。−20〜60℃の広い温度帯に対応し、バッテリー残量表示も搭載。

■アルミ製のタフボディで大容量かつコンパクトを実現。汎用性が高い

グリーンハウス
「GH-SSMBPA200」(8980円)

まだ製品数が限られたジャンルゆえに、20000mAhの大容量を選択できるのは魅力です。大画面のスマホも数回は充電できます(井上さん)

大容量20000mAhながら文庫本サイズで持ち運びやすいアルミボディモデル。出力ポートはUSB Type-C×2、Type-A×1で3台同時充電に対応。Type-CポートはPD20Wの高速充電が可能。動作温度は−10〜45℃。

周囲の音を遮断する“没入”から、日常に音が溶け込む“共存”へ。イヤホンとの付き合い方が大きく変わりつつある昨今、耳を塞がないオープンイヤー型ワイヤレスイヤホンがトレンドの主役に躍り出た。

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■ワイヤレスイヤホンの本命は“ながら聴き”できるオープン型

「2026年のイヤホンは“没入”から“共存”へ」──。AV評論家の折原さんによると、以前はカナル型(耳栓型)による高音質&ノイズキャンセリングがイヤホンのトレンドだったが、音楽との関係が日常に溶け込む“共存”へとシフトした現在、耳を塞がないオープンイヤー型に注目が集まっているという。

耳に挟む「イヤーカフ型」と激しい動きに対応する「フック型」が市場を二分しており、「装着ストレスからの完全解放がメインで、スポーツ用に限らない日常使いが広がっています」と折原さん。

圧迫感や耳の蒸れがない快適な装着感で、眼鏡やマスクとも干渉しにくいため、“ながら聴き”や長時間のオンライン会議にも最適。音質も向上しており、オープン型ながら音漏れも抑制するなど、メイン機としての実力も高まっている。まさにこれからの本命イヤホンなのだ。

<教えてくれた人>

AV評論家
折原一也さん
PC系出版社編集職を経て、オーディオ&ビジュアルのライター/評論家として専門誌やWebで執筆。YouTube「オリチャンネル」も発信。

 

 

■シーンやコンテンツに合わせて、最適なモードに切り替え可能

ソニー
「LinkBuds Clip」(実勢価格:2万9700円前後)※オープン価格

ソニーの最新イヤーカフ型。付属の「フィッティングクッション」により、耳の大きさや好みに合わせてフィット感を微調整可能です(折原さん)

ソニー初のイヤーカフ型完全ワイヤレスイヤホン。さまざまな耳の形状に対応し、長時間でも疲れにくい快適な装着感を実現。使用するシーンや聴くコンテンツに合わせて、音の設定を3モードに切り替えられるのも特徴。

■フィット感を高めた独自設計とスケルトンデザインが魅力

JBL
「Soundgear Clips」(1万8700円)

アームに角度をつけた独自設計でフィット感良し。11mm径ドライバーと独自のサウンドテクノロジーで、音漏れを抑えつつパワフルな低音が楽しめます(折原さん)

JBL初のカフスタイル完全ワイヤレスイヤホン。角度をつけた独自アーチ設計により、耳輪の形状や厚さを問わず最適にフィット。眼鏡やアクセサリーとも干渉しにくい。ファッション性が高いスケルトンデザインでカラバリも豊富。

■翻訳機能とAIアシスタントを搭載した注目作

アンカー・ジャパン
「Soundcore AeroFit 2 AI Assistant」(1万8990円)

20×11.5mmのカスタムドライバーを搭載し、Soundcoreらしい低音が楽しめます。ハイレゾLDAC対応とAIアシスタントも魅力(折原さん)

角度を4段階で調整できるイヤーフックで激しい動きにも対応。多彩な言語に対応した翻訳機能を備え、海外旅行や出張で大活躍。さらにAIアシスタント「Anka」を搭載し、話しかけるだけで必要な情報を取得できる。

>> 特集【本当に売れているモノ&売れ続けているモノ】

※2026年4月6日発売「GoodsPress」5月号28-29ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/津田昌宏>

 

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