【大人のための最新オーディオ大全】
AV機器はコアなマニアに向けた特別なものではなく映像や音楽を純粋に楽しみたい趣味人のものであるべき。ライフスタイルに沿う上質な製品を選ぶことが成功への近道だ。
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今やオーディオと言えばサウンドバーを思い浮かべるほど主流に。登場当初は薄型化によって軟弱になってしまったテレビのスピーカーシステムを補う簡易的な製品が多かったが、設置や接続性の簡便さがウケて製品数もバリエーションも豊富に。質の向上も目覚ましいので注目に値する。
最新のトレンドは超高音質化。海外の名門オーディオブランドがハイエンドモデルを投入するなどして盛り上がってきた。そうした流れを受けてか、ヤマハが音質にこだわったモデルを投入。鉄板を用いた頑丈な筐体は、HiFiオーディオに通じるものがある。
AVアンプはかつての勢いを失う中、デノンやマランツが健闘。マランツはスタイリッシュで魅せる方向に、デノンは機能と音質にさらに磨きをかけ、魅力を増している。
HDMI入力搭載のアクティブスピーカーも新機軸として人気。サラウンドはスピーカーの数が多くなりがちだが、イクリプスのようなコンパクトプレミアムという解決方法もある。
サウンドバーのような使い易さとピュアオーディオのクオリティーが融合するなど、リビングにおける新たな潮流から目が離せない!
AV評論家
鴻池賢三
オーディオビジュアル評論家。AV機器メーカーの商品企画職や関連半導体スタートアップ企業を経て独立。ISFおよびTHX認証ホームシアターデザイナーの資格を持つ。
■音のヤマハが本気で作ったサウンドバー!
ヤマハ
「SR-X90A」(実勢価格:38万5000円前後)

一般的なサウンドバーは質よりも迫力が重視されがちですが、本製品は音のヤマハがこだわりを持って設計したハイエンドモデル。立体感も桁違いです(鴻池)
世界初で「AURO-3D」にも対応するサウンドバー。天面に備えたビームスピーカーで、天井スピーカーが存在するかのようにリアルな立体表現を実現。ワイヤレスサブウーファーが付属し、重低音の再現も本格的。
▼最高の音質を追求したスピーカー構成
▲1.6mm厚の鉄板を使用する重量級の筐体に、新開発のアイシェイプド・オーバル・スピーカーを4基搭載
▼独自のビームスピーカー技術
▲ハイトチャンネルに独自のビームスピーカー技術を採用し、リアルスピーカーに迫る立体表現を獲得
▼高品位サブウーファー付属
▲管楽器開発のノウハウを投入したサブウーファーを付属。パワフルかつナチュラルなサウンドを実現する
■リビングに映える美しい佇まいの上級モデル
マランツ
「9.4ch AVサラウンドレシーバー CINEMA 50」(実勢価格:19万8000円前後)

ハイエンドに相応しい性能を備えつつ魅せるデザインが特徴。インテリアを邪魔しないばかりか、華を添えてくれることでしょう(鴻池)
9chのアンプを搭載し、最大11.4chのプロセッシングが可能。名門マランンツの高音質に加え、最新音声フォーマットやネット音楽配信サービスも利用可能。美しいデザインも特徴。

▼HDAMによるパワフルなサウンド
▲マランツ独自のディスクリート構成による最新高速アンプモジュール「HDAM-SA2」を採用した高音質
▼スタイリッシュなデザイン
▲AVサラウンドレシーバーの概念に囚われない洗練された美しいデザインを採用
■HDMI端子搭載でテレビと簡単接続
KEF
「LSX II LT」(13万7500円)

サウンドバーよりも高音質を狙うならHiFiスピーカーの利用が好手。音楽リスニングが中心ならなおさらオススメです(鴻池)
KEF伝統の同軸「Uni-Q」ドライバーを搭載するHiFiグレードのワイヤレスアクティブスピーカー。オールインワンでネット音楽もテレビの音も手軽に高音質で再生できる。

▼最大24bit/384kHzのストリーミングによるHiFiサウンド
▲ハイレゾ再生に充分なスペックを備えスピーカーとしても上質。テレビの音も桁違いの高音質に
▼HDMI対応でビジュアル機器とも好相性
▲HDMI ARC端子を搭載。サウンドバーのようにテレビとケーブル1本で簡単に接続でき、連携で操作も簡単
■臨場感と迫力を兼備するモンスターマシン
JBL
「BAR 1300MK2」(実勢価格:22万8800円前後)

バーチャルタイプではなく、リアスピーカーによって本物のサラウンドを実現。リアはワイヤレスで設置性も良好です(鴻池)
IMAX Enhanced搭載の11.1.4ch再生に対応するJBL最上位のサウンドバーシステム。着脱式のリアスピーカーにより、手軽に本格的なリアルサラウンドが楽しめる。

▼合計2470Wの圧倒的パワー
▲29基もの多数のスピーカーを搭載。サブウーファーを含め最大2470Wものハイパワーを誇る
▼着脱式リアスピーカーでリアルサラウンドを実現
▲充電式スピーカー2個を後方に設置すると、サラウンドスピーカーとして使用でき、包み込まれ感がリアル
■「正確な音」で立体空間を稠密に再現
ECLIPSE
「TD508MK4」(1本:7万4800円)

「正確な音」をコンセプトに開発された製品。優れた明瞭性、スピード感による立体表現の高さが際立っています(鴻池)
「正確な音」を追求し、剛性が高いたまご型のエンクロージャーにフルレンジドライバー1基を搭載。コンパクトで設置性が高いので、多チャンネル再生環境の構築に適する。

▼小型ながら正確な音の再現性を確保
▲振動板に固有の音色を持たないグラスファイバーを採用した、8cmフルレンジスピーカーユニットを搭載
■質実剛健で高品位なミドル級モデル
DENON
「7.2ch AVサラウンドアンプ AVC-X2850H」(実勢価格:12万5400円前後)

デノンは幅広いラインナップを維持する希少なブランド。手に届きやすい価格帯で音質にこだわるマニアもきっと納得するはずです(鴻池)
7.2ch対応のAVサラウンドレシーバー。HDMI入力を6系統備え、独自のHEOSによるネットワークオーディオ再生機能も搭載。ピュアHiFiを意識した高音質設計も魅力。

▼高品位サウンドとコスパのバランスが見事
▲コストパフォーマンス的にも超優秀。お手頃価格でミドルクラスとして通用する優れた音質を実現
※2026年4月6日発売「GoodsPress」5月号82-84ページの記事をもとに構成しています
<文・監修/鴻池賢三>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/731162/
- Source:GoodsPress Web
- Author:GoodsPress Web
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