トレンド&スタッフ愛用品紹介!人気時計店の「推し時計」【時計店が本当に薦めたい傑作と銘品】

【時計店が本当に薦めたい傑作と銘品】

幅広いブランドの時計を取り扱う東京都内の人気ショップ3店舗に、大人の男性におすすめの時計をアンダ100万円で提案してもらった。ショップの売れ筋や時計のトレンド、スタッフの愛用時計もあわせて紹介!

*  *  *

【ISHIDA新宿】

<推し時計/長く使えるクラシックデザイン>

1~5階が正規新品フロア、地下に中古・ヴィンテージが揃う、都内でも珍しいスタイルを持つ大型時計店「ISHIDA新宿」。取り扱うブランドは質にこだわって厳選されており、一度の来店で幅広い選択肢をじっくりと比較できる。

最近の売れ筋についてスタッフの渡部さんに聞くと、「IWCやヴァシュロン・コンスタンタン、ロンジン、グランドセイコーといったクラシック系のデザインが人気です」とのこと。

また、ケースサイズが小振りのものがトレンドで、シンプルながら質の高いモデルを長く使いたいというニーズが高まっており、派手さよりも普遍的なデザインを重視する傾向が続いているという。

時計選びのアドバイスについては、「まずは見た目で選んでほしい」と渡部さん。サイズや機能のスペックは慣れるものだが、見た目への好感は長く付き合ううえで何より大切な要素だという。

さらに「自分がどんなシーンで使うかをイメージしてほしい」とも話す。ビジネスかプライベートか、あるいはアクティブなシーンか、使う場面を明確にすることで、自ずとデザインや機能が絞られ、後悔のない一本に出会いやすくなるとアドバイスしてくれた。

ISHIDA 新宿
スタッフ
渡部将徳さん

 

 

 

■SHOP DATA
ISHIDA 新宿
住所:東京都新宿区新宿 3-17-12
営業時間:(平日) 12:00〜20:00/(土日祝)11:00〜20:00

■シンプル&スポーティで飽きの来ない実用的な一本

タグ・ホイヤー
「カレラ デイデイト WDA2112.BA0043」(64万3500円)

エッジ感が特徴で研磨もきれいです。パワーリザーブが延長し、H型ブレスは手で簡単に長さ調整できるなど、より使いやすくなりました(渡部さん)

サンレイ仕上げのブルーダイヤルが印象的なカレラの最新デイデイト。自社製ムーブメントを搭載し、約80時間のパワーリザーブを実現。曜日・日付表示を備えた実用性と、モータースポーツ由来のスポーティな意匠を融合した一本だ。ケース径41mm、自動巻き

■ミニマルなデザインが腕元に知性をプラスする

ノモス グラスヒュッテ
「ラドウィッグ NM205」(36万5200円)

クラシックなデザインと、ドイツ機械式時計ならではの仕上げが魅力です。これは文字盤が白銀仕上げなのでインデックスがよく映えます(渡部さん)

ローマンインデックスと白文字盤が織りなす、端正でクラシカルな一本。自社製手巻きムーブメントを搭載し、薄型ケースに約53時間のパワーリザーブを備える。伝統機構とバウハウス由来のミニマルデザインが融合し、静かな存在感を放つ。ケース径35mm、手巻き

■軽さと耐久性、美しさを兼ね備えたスポーツウォッチ

ノルケイン
「ワイルドワン スケルトン 39mm スカイブルー N3001.07Q02.B02.R01」(95万7000円)

機械式でありながら耐衝撃性を備えており、アクティブな方におすすめの一本です。4色展開で見た目もかわいいのでテンションが上がります(渡部さん)

独自開発のカーボン複合素材をケースに採用し、約64gの軽さと高い耐衝撃性を両立。スケルトンダイヤルからはムーブメントの精緻な動きを堪能できる。200m防水やショックアブソーバー構造も備え、最先端素材と機械式時計の魅力が融合。ケース径39mm、自動巻き

■伝統のフライバック機構を現代に継承したクロノグラフ

ロンジン
「ロンジン スピリット パイロット フライバック L3.721.4.53.2」(74万3600円)

今のトレンドに刺さる、クラシックな2カウンターのクロノグラフです。フライバック付きでこの価格はコスパが高いのでおすすめです(渡部さん)

1936年に特許を取得したフライバック機構を受け継ぐクロノグラフ。約68時間のパワーリザーブを備え、シリコン製ヒゲゼンマイにより耐磁性も確保。ブラックダイヤルと視認性の高いインデックスが、航空計器由来の機能美を際立たせる。ケース径39.5mm、手巻き

■スタッフ愛用の腕時計

タグ・ホイヤー
「カレラ キャリバー ホイヤー02」

リンクというモデルのブレスを使っているカレラの限定モデルです。ずっとカレラが欲しくて、でもリンクブレスが好きでモデル選びに迷っていたところ、この時計が発売。タグ・ホイヤーらしい黒×赤で、自分の好みにドンピシャ。お客様からの評判もいい一本です(渡部さん)

【JACKROAD】

<推し時計/一生付き合える定番モデル>

時計店がひしめく中野ブロードウェイで、“時計の博物館”を掲げる人気店「JACKROAD」。最新モデルからヴィンテージまでを一堂に揃え、実際に手に取りながら比較できる希少な存在だ。売れ筋はロレックスを筆頭に、オメガやグランドセイコーなど。特にグランドセイコーは海外からの来店客にも高く評価されており、日本ブランドならではの品質の高さが広く認められているという。

そんなJACKROADの推し時計は「定番モデル」。その理由について、副店長の久保田裕次さんは次のように話す。「定番モデルは流行に左右されず、デザインも普遍的。年齢を問わず身に着けられるため一生付き合うことができ、親から子へと受け継いで使えるのも大きな魅力です」

JACKROAD
スタッフ
成田優斗さん

 

 

 

■SHOP DATA
JACKROAD
住所:東京都中野区中野 5-52-15 ブロードウェイ 3F
営業時間:11:00〜20:30

 

 

■月面着陸プロジェクトで携帯された伝説のクロノグラフ

オメガ
「スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル 310.30.42.50.01.001」(93万8000円)

幅広い層から支持される大定番モデルです。ずっと変わらず、ずっと身に着けられる一本。スーツにもカジュアルにも合わせられます(成田さん)

人類初の月面着用時計として知られるスピードマスターの正統モデル。 約50時間のパワーリザーブと1万5000ガウスの耐磁性能を実現。タキメーターベゼルや3つのインダイヤルなど、誕生以来のデザインを継承する不朽のクロノグラフだ。ケース径42mm、手巻き

■ドレスウォッチ然とした端正な造形に実用性を備える

IWC
「ポルトギーゼ オートマティック 40 IW358303」(95万8000円)

アイボリー×ゴールドで高級感があり、大きさもちょうどいいと思います。何より文字盤のスペースが美しい。余白のバランスが抜群です(成田さん)

IWCのフラッグシップコレクション。伝統のアラビア数字やレイルウェイトラックを継承したフェイスの中に、約60時間のパワーリザーブを誇る高精度ムーブメントを収納。クラシカルでエレガントな造形と実用性を見事に両立した一本だ。ケース径40mm、自動巻き

■存在感と装着性を併せ持つ待望の40mmケースが登場

グランドセイコー
「SBGR315」(63万8000円)

身に着けると作りの良さがわかるのが、日本のグランドセイコーの素晴らしさ。人やシーンを選ばない普遍的なデザインも魅力です(成田さん)

グランドセイコーの本質を体現するヘリテージモデル。端正なシルバーダイヤルと40mmケースが高い視認性と快適な装着感を実現。研ぎ澄まされた外装仕上げと、日本製機械式時計の高い完成度を堪能できる。パワーリザーブは約72時間。ケース径40mm、自動巻き

■スタッフ愛用の腕時計

IWC
「インヂュニア」

ひと目惚れしたインヂュニア。でも衝動買いはせず、色々な時計を見て、先輩に色々聞いたうえで購入しました。一度寝かせて「やっぱりこれがいい!」と選んだので大満足。インヂュニアは黒文字盤の流通量が多めですが、スーツとの相性を考えて白にしたのも正解でした(成田さん)

【TiCTAC 池袋パルコ店】

<推し時計/マイクロブランド>

関東を中心に全国22店舗を展開する「TiCTAC」。幅広いジャンルの時計を取り扱っており、最近は小規模な独立系ブランド「マイクロブランド」を推しているという。

その魅力について、池袋パルコ店のショップマスター・中山さんは「生産量が少なく入手できる店舗も限られるため、希少性と特別感があります。遊び心のあるデザインや機能が魅力で、オリジナリティを求める人におすすめ」と話す。

今回はマイクロブランドの中から、アンティークデザインが人気の京都発「クオ」、元ロンジンのシニアデザイナーが宇宙をテーマに手掛ける「テクネ」、NYブルックリン発のコーヒー文化に着想を得た「ブリューウォッチ」の注目モデルを提案してくれた。

TiCTAC 池袋パルコ店
ショップマスター
中山正也さん

 

 

 

■SHOP DATA
TiCTAC 池袋パルコ店
住所:東京都豊島区南池袋 1-28-2 池袋パルコ 本館 4F
営業時間:11:00〜21:00

 

 

■英国ミリタリーウォッチをイエローゴールドで別注

クオ
「オールドスミス 90-002 TiCTAC別注」(6万900円)

ミリタリーウォッチではなかなか見ないイエローゴールドのケースを別注しました。ファッション性が高く、海外の方からも人気です(中山さん)

1940~70年代のイギリス軍用時計をモチーフに、現代的な感性で再構築した一本。太めのアラビア数字やオレンジがかった蓄光塗料、マットな文字盤がヴィンテージ感を演出する。日本製ムーブメントや10気圧防水を備え、実用性も十分。ケース径38mm、自動巻き

■70年代のヴィンテージから着想を得た小径ダイバーズ

テクネ
「マリーンオフショア TE-001-69B」(7万4800円)

ソーラーやメテオライトなどハイテクな部分と、クラシカルなデザインが融合。小振りでややカジュアルなので使い勝手も抜群です(中山さん)

1970年代のヴィンテージスタイルをコンセプトにしたダイバーズウォッチ。小径ケースとライスブレスがクラシックな雰囲気を高めている。隕石由来のメテオライトを文字盤に採用。日本製ソーラームーブメントを搭載し、200m防水で実用性も高い。ケース径37mm

■腕元のアクセントに最適なレトロデザインが好印象

ブリューウォッチ
「メトリック 日本限定カラー」(7万4800円)

小振りなケースとレトロなカラーリングで、アクセサリー感覚で身に着けることができます。デザインも機能も遊び心がある一本です(中山さん)

1970年代風のクッションケースと一体型ブレスレットが特徴。エスプレッソ抽出時間(約25~35秒)を測る目盛りを備えるなど、コーヒーカルチャーから着想を得たユニークな設計が魅力だ。メカクォーツムーブメントによる精度の高さもポイント。ケース径36mm

■スタッフ愛用の腕時計

シチズン
「アナデジテンプ」

最近は時計をファッションアイテムとして見ているので、差し色になるゴールドの時計が気になっています。イエローゴールドは合わせにくいと感じるかもしれませんが、ブラウンの文字盤なら腕に馴染みやすい。大人も身に着けやすいのでおすすめです。

>> 特集【時計店が本当に薦めたい傑作と銘品】

※2026年4月6日発売「GoodsPress」5月号134-137ページの記事をもとに構成しています

<文/津田昌宏 写真/湯浅立志(Y2)>

 

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