
Appleが、自社設計のCシリーズセルラーモデムの次世代版の製造をTSMCに委託したと、サプライチェーン関連情報として報じられました。
製造は、TSMCの最先端プロセスである2nmプロセスで行われる見通しです。
2nmプロセスでのセルラーモデム量産を2027年に開始と報道
AppleがTSMCに製造を委託することを決定したセルラーモデムは、2027年に入ってから段階的に量産される見通しで、現在はパッケージング用装置の導入が開始されているとのことです。
C1は、TSMCの4nmプロセスで製造されたベースバンドチップに、7nmプロセスで製造されたトランシーバーが組み合わされています。これに対し、今回製造委託契約が締結されたセルラーモデムが2nmプロセスで製造される場合、微細化が大きく進むことになります。
C3セルラーモデムの量産を前提に準備を開始?
量産開始時期を踏まえると、対象となるのはiPhone18 Proシリーズに搭載されると噂されているC2セルラーモデムではなく、その後継モデルに搭載されるC3セルラーモデムと予想されます。
C3セルラーモデムは、Qualcomm製Xシリーズセルラーモデムの性能を上回ることを目標に開発されていると報じられていました。
ベースバンドチップを2nmプロセスで製造か
ただし、ベースバンドチップとトランシーバーのいずれも2nmプロセスで製造されるのかまでは判明していません。
仮にベースバンドチップのみが2nmプロセスで製造されるとしても、C1の4nmプロセスと比べれば、2世代分、微細化が進むことになります。
2nmプロセスで製造されるセルラーモデムの利点
これにより期待されるのは、消費電力の低減です。この点では、Qualcomm製Xシリーズセルラーモデムよりも低消費電力化が実現する可能性がありそうです。
また、AppleはAシリーズおよびMシリーズチップにCシリーズセルラーモデムを統合する計画があると以前報じられていました。そのため、将来的な統合を見据えて、同じ製造プロセスの採用を進めているのかもしれません。
2027年中にQualcomm製セルラーモデムの発注終了か
Appleは、今秋発売するiPhone18 ProシリーズにC2セルラーモデムを搭載し、5Gミリ波と衛星通信に対応させる見通しです。
2027年にTSMCの2nmプロセスで量産が開始されるセルラーモデムは、iPhoneやiPadに加え、Apple Watchにも搭載されると今回の報道では伝えられています。
これが実現した場合、いよいよQualcomm製Xシリーズセルラーモデムを搭載するApple製品はなくなることになると、サプライチェーン関係者は述べています。
Photo:Apple Hub/Facebook
- Original:https://iphone-mania.jp/iphone18-601778/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729
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