
Appleは、2029年以降に24インチiMacのディスプレイを液晶からOLEDに移行することを計画していると報じられていました。
それに向けて、Samsung DisplayとLG Displayにサンプル提供を依頼したとみられていますが、Samsung Displayが主要サプライヤーとして受注する可能性が高いことが、サプライチェーン関係者の情報から明らかになりました。
iMac(2029)向けOLEDのサンプルを提供
現時点では、24インチiMac(2029)が搭載するOLEDディスプレイは、Samsung Displayが受注する可能性が高いとみられています。
Appleから依頼されたサンプル提供に対し、Samsung Displayはすでに対応を進めており、検証作業が行われているのに対し、LG Displayは提供に向けてまだ準備段階にとどまっている模様です。
ディスプレイサプライヤー各社の状況
Samsung DisplayとLG Displayが提供済み、もしくは提供を計画しているサンプルは、次のような仕様になる見込みです。
Samsung Displayの24インチiMac向けOLED
- 5段スタック構造のQD-OLEDディスプレイパネル
- 高精細、高効率、高輝度を実現
- 既存の量産品である160ppiのQD-OLEDパネルを上回る高精細化が必要
LG Displayの24インチiMac向けOLED
- 5段スタック構造のW-OLEDディスプレイパネル
- 輝度、彩度の点で、Appleが要求する基準に現段階では達していない可能性
- 国際電気通信連合の無線通信部門が定義する、UHD(Ultra HD)の放送規格であるBT.2020の色域を、現段階では実現できていない
LG Displayは遅れて副サプライヤーとして参入か
LG Displayが仕様を満たすのに苦慮しているとみられる輝度、彩度、BT.2020への対応などの点は、Samsung Displayが先行していると考えられています。
この点が、Samsung Displayが主要サプライヤーに選定されるうえで有利な材料になっているとみられます。
1社独占供給は価格交渉においてAppleには不利に
ただし、サプライヤーが1社に限られることは、卸価格の交渉という点ではAppleにとって不利に働きます。
そのため、Appleは引き続き、LG Displayが要求基準を満たすのを待つ姿勢であるとみられています。
LG Displayは4段スタック構造なら要求仕様に近づく?
LG Displayは、4段スタック構造のW-OLEDパネルで5K解像度とピクセル密度220ppiを実現したことを、SID/Display Week 2026で発表していました。
この技術を応用することで、将来的にiMac向けOLEDディスプレイの要求仕様に近づく可能性があります。
Photo:Apple Hub(@theapplehub)/X
- Original:https://iphone-mania.jp/mac-601785/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729
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