Apple Watch Series 12とUltra 4の変更点は?

Appleが2026年9月に発表する見込みのApple Watch Series 12(コードネーム:N237とN238)およびApple Watch Ultra 4(コードネーム:N240)の変更点について、Bloombergのマーク・ガーマン記者がニュースレター「Power On」で報告しています。あわせて、Apple Watch SE 3後継モデルの開発は具体化しておらず、同時に発表されることはないことにも言及しています。

Apple Watch Series 12とUltra 4に噂された改良点

Apple Watch Series 12およびApple Watch Ultra 4の変更点として、これまで以下のような改良が噂されていました。

これらの噂に対し、ガーマン記者が今回のニュースレターで実現すると予想しているのは、新型Sシリーズチップの搭載と、ヘルスケア・フィットネス関連機能の改善のみにとどまります。

高血圧通知機能の改善にとどまる見通し

ヘルスケア関連機能の改善点として高血圧通知の精度向上が噂されていますが、その内容はあくまで既存機能の「改善」です。拡張期血圧および収縮期血圧を直接測定し、設定値を上回った際に通知するような、家庭用血圧計と同等の機能を期待することは難しいとされています。

あくまでApple Watchを装着したユーザーの過去30日間の脈波から血圧傾向を推察し、高血圧状態が疑われる場合に通知する機能の精度向上が中心となる見込みです。具体的な内容は不明ですが、解析手法の精度向上や、より短いデータ収集期間での検知対応などが考えられます。

現行モデルユーザーにとっての買い替え訴求力

ヘルスケアおよびフィットネス機能のマイナーチェンジにとどまる場合、Apple Watch Series 11やApple Watch Ultra 3を使用しているユーザーが新モデルへ買い替える動機としては、やや弱いものになりそうです。

A18ベースのチップ搭載でSiri AI処理が強化か

一方で、Apple Watch Series 12とApple Watch Ultra 4では搭載チップが刷新される可能性が濃厚です。そのため、watchOS27のサポート対象外となるApple Watch Series 8以前のモデルや、初代Apple Watch Ultraのユーザーにとっては買い替えの検討対象となりそうです。

なお、2024年モデルおよび2025年モデルに搭載されたS10チップ(ならびに2023年モデルのS9)はA15 Bionicをベースに開発されていましたが、Apple Watch Series 12とApple Watch Ultra 4に搭載されるS11チップ(チップ名がS12になるとの噂もあり)は、A18をベースに開発されると噂されています。S11の採用により、watchOS27で導入されるSiri AIの処理能力が飛躍的に向上することは確実視されます。

バンド取付部のデザイン変更は2027年以降に持ち越しか

ガーマン記者の予想通りであれば、内部処理や使い勝手の向上は実現するものの、バンド取付部の構造刷新による内部スペース拡張や、それに伴う筐体デザインの抜本的な変更は、早くても2027年以降に持ち越される見通しです。

Source: Power On/Bloomberg

Photo: Apple Hub/Facebook


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