普段よく使っている“リュック(サック)”。語源はドイツ語だって知ってますか? 背中を意味するRücken(リュッケン)と袋を意味するSack(ザック)というふたつの言葉が合体したRucksack(ルックザック)から来ています。ちなみに英語圏ではバックパック。意味はドイツ語と同じで背中(Back)の袋(Pack)ですね。
さらに、リュックの中にもいろいろ細かくあって、1日分の荷物を入れられるサイズのものをデイパック(Daypack)と呼んだりすることもあります。
そんなリュック内の分類で、超定番のカタチなのに明確な言葉がないものもあります。それが、上部が丸くなって前面にポケットが飛び出したシンプルなタイプ(伝わります?)。多くのバッグブランドから発売されていて、昔からある定番のカタチなのに、誰もが「はいはい、あれね」と頷ける言葉がない気がしませんか? でもこのリュックを表す言葉、あるんです。
そのひとつが、L.L.Beanの定番リュックである「Original Book Pack」の商品名にもなっている“ブックパック”です。1982年発売で、本をたくさん入れても大丈夫という頑丈さで、アメリカでは通学用バッグのスタンダード的存在です。

そんな定番のデイパックが、日本のライフスタイルに合わせてアップデート。それが日本限定となる「VINYLON/COTTON DAY PACK(ビニロン/コットン・デイ・パック)」(1万8700円)です。
メインの素材には、綿とビニロンを半々で使った混紡生地が使われています。ビニロンとは、国産合成繊維として1939年に日本で初めて開発された合成繊維(世界でもナイロンに次いで2番目)で、国立科学博物館の“未来技術遺産”にも登録されているものになります(工業生産が始まったのは1950年)。綿のような風合いが特徴で、耐久性が高く、使い込むほどに味が出るという特徴があります。そのため「VINYLON/COTTON DAY PACK」も、経年変化を楽しめるバッグとなっています。
サイズは約W32.5×H40×D12(メイン収納部)cmで、オリジナルと比べて奥行きが2/3とスリムに。これは、持ち物がコンパクトになった現代のライフスタイルや、電車移動が多いという日本特有の事情も鑑みたサイズとのこと。

前面の出っ張ったポケット内にはジッパーポケットを備えていますが、基本的にはブックパック同様にシンプルな設計。ただし全体の厚さがないので、かなりスッキリした印象です。

背面にはパッド入りのエアメッシュ素材が使われ、ショルダーストラップにもパッドが入れられていて、背負い心地は快適。
カタチや綿の風合い、半世紀近くの歴史を重ねた変わらぬデザインが、他にはないレトロ感を生み出しています。

同じ素材を使い、メイン収納の開口部をナップサックのようにヒモで絞るカタチにした「VINYLON/COTTON DRAWSTRING BAG(ビニロン/コットン・ドロー・ストリングバッグ)」(1万4300円)と、ナップサック型でコンパクトにした「VINYLON/COTTON DRAWSTRING POUCH(ビニロン/コットン・ドロー・ストリングポーチ)」(9900円)もラインナップ。

3型とも、前面ポケットに付けられた横長の反射素材や刺繍で入れられたL.L.Beanのロゴが、ロングセラーらしさを醸し出しています。
>> L.L.Bean
<文/円道秀和(GoodsPress Web)>
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- Source:GoodsPress Web
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