
折りたたみiPhone(仮称:iPhone Ultra)に搭載される有機EL(OLED)ディスプレイは、メインディスプレイ、サブディスプレイともにSamsung Displayが3年間独占供給するとみられています。
そのSamsung Displayが、折りたたみOLEDディスプレイの折り目を軽減する新技術を開発したことが明らかになりました。
新開発のCTG技術とは
Samsung Displayが新たに開発したのは、折りたたみスマートフォンのメインディスプレイに用いるカバーガラスの中央部を薄くする技術です。これはCTG(Center-etched Thin Glass)と呼ばれるもので、折り曲げ部分となる中央部を化学処理し、現在よりさらに薄く加工します。
CTGを適用することで、折りたたみOLEDディスプレイの折り曲げやすさや耐久性が向上することが期待されています。
充填層で折り目を目立ちにくく
中央部を薄くすると、周囲との段差によって折り目がかえって目立つことが課題になります。これを防ぐため、Samsung DisplayはCTGを適用した部分の下部に充填剤を設け、周囲との高さを整える構造を開発していると報じられています。
この構造が実現すれば、折り曲げやすさを確保しながら、展開時の折り目をさらに目立ちにくくすることに繋がり得ます。
Appleの特許と似た構造か
折りたたみOLEDディスプレイ中央部に充填層を設ける構造は、Appleが取得済みの特許に記されたアイデアと似ています。

Appleの特許では、折り曲げ部分を薄くしたディスプレイの内部にポリマー層を設け、展開時にその層が折り目部分を押し上げることで、段差を軽減する構造が記されていました。

Samsung DisplayのCTGと充填層を組み合わせる方式も、折り曲げ部分の高さを補正するという点では、近い考え方といえそうです。
折りたたみiPhone向けを3年間独占か
Samsung DisplayはAppleとの間で、折りたたみiPhone向けOLEDディスプレイを3年間独占供給する契約を締結したと報じられていました。
今回報じられたCTG技術を採用する折りたたみOLEDディスプレイは、2027年モデルのGalaxy Zシリーズに搭載されると韓国メディアは予想しています。
Samsung Displayが折りたたみiPhone向けOLEDを継続して独占供給するのであれば、2027年モデルの折りたたみiPhone、いわゆるiPhone Ultra 2にもCTG技術が採用される可能性があります。
Photo: Apple Hub/Facebook, Patently Apple
- Original:https://iphone-mania.jp/iphone18-604628/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729
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