ハイクやキャンプ、あるいは旅行といったアクティブなシーンで使うバックパックを探すとき、機能性を優先するとどうしても派手な配色やメカニカルな“ギア感”が主張しがちです。山やフィールドでは頼もしく見えても、移動中の街中や日常使いでは少し悪目立ちしてしまう…。でもせっかくなら街でもソトでも使えるバックパックだと嬉しい!

自然と都市の調和を掲げ、2021年に韓国・ソウルで立ち上がったアウトドアブランド“WELTER EXPERIMENT(ウェルターエクスペリメント)”。“TAPPING INTO THE FIELD”というスローガンのもと提案される彼らのプロダクトは、本格的なアウトドアフィールドで培った実用性をベースにしながら、過剰な装飾や主張の強さを削ぎ落としたデザインが特徴です。
そんな同ブランドの山や旅行での実用的な機能をしっかり備えつつ、街中にも馴染むシックで洗練された佇まいに仕上げられた2つのモデルを紹介します。
■ギアを外付けできる頼もしさ。「EXP-BASE V1.0 (20L)」が備える山仕様のディテール
▲「EXP-BASE V1.0 (20L)」
まず紹介するのは、デイハイクや1泊の旅行、アクティブな移動に対応する約20Lの容量を備えた「EXP-BASE V1.0 (20L)」(1万8000円)。
▲「EXP-BASE V1.0 (20L)」
素材には軽量性と引き裂き強度を両立した40Dのナイロンリップストップを採用。本モデルの大きな特徴は、フロントに配されたドローコードシステムです。登り始めで体が温まって脱いだウインドブレーカーも、メインジッパーを開けて中に押し込むことなく、フロントのコードにサッと挟んで固定が可能。パッキングを乱さずにスムーズに体温調整ができます。
▲「EXP-BASE V1.0 (20L)」
さらに、ボトム部分のテープとドローコードを使えばトレッキングポールなどの長物ギアを固定でき、バックルには緊急用のホイッスルを装備。両サイドのメッシュポケットや通気性の高いエアメッシュショルダーストラップなど、フィールドでの行動を考慮した本格的な機能が盛り込まれています。コンパクトに折りたためるパッカブル仕様のため、遠征や旅行時のサブバッグとしても扱いやすい設計です。
▲「EXP-BASE V1.0 (20L)」
■濡れたウェアを即座にサッと収納。「EXP-EDGE V1.0 (15L)」の“トンネルポケット”というアイデア
▲「EXP-EDGE V1.0 (15L)」
続いて、日帰りハイクや軽快なアクティビティに適した約15Lの「EXP-EDGE V1.0 (15L)」(1万4100円)。
▲「EXP-EDGE V1.0 (15L)」“トンネルポケット”
本モデルで特に機能的なのが、背面下部に備えられた前後に貫通する“トンネルポケット”。山道での急な雨のあと、濡れたレインシェルをメインルーム内の乾いた着替えや大切な荷物と一緒に仕舞うのは避けたいところ。「EXP-EDGE V1.0 (15L)」なら、丸めたシェルを背面下部のトンネルにスッと差し込むだけで外付け収納が完了します。メインジッパーを開閉して中身を濡らすリスクがなく、収まりが良いのも魅力です。
▲「EXP-EDGE V1.0 (15L)」内部は大きめのポケットが1つとシンプルな構造。バッグインバッグ派には都合が良い
フロントには通気性の良いメッシュポケットと“ストリングシステム”を備え、行動食やグローブ、地図といったすぐに取り出したい小物の定位置として機能。視認性を高めるリフレクティブ(反射)ディテールも施されており、早朝や夜間の行動時における安全性にも配慮されています。
▲「EXP-EDGE V1.0 (15L)」
■道具としての機能美と、日常に溶け込む落ち着いたトーン
▲「EXP-BASE V1.0 (20L)」
両モデルとも、ジッパーにはスムーズな開閉を誇るYKK製、パーツ類には耐久性に定評のあるWoojin Plastic製を採用。ハードな使用に耐える堅牢なパーツ選びからも、アウトドアブランドとしての誠実なものづくりがうかがえます。
▲「EXP-EDGE V1.0 (15L)」
さらにどちらも太めかつ通気性の高いショルダーストラップを装備しており、快適な背負心地を体感できます。
カラーはブラックやグレーを基調としたソリッドで落ち着いたトーンで構成されており、主張の強いアウトドアアウターや日常のウェアにもすっきりと馴染みます。
山道具としての本格的な機能性や収納のアイデアを凝縮しながら、都会的な洗練されたシルエットに落とし込んだWELTER EXPERIMENTの「EXP-BASE V1.0 (20L)」と「EXP-EDGE V1.0 (15L)」。フィールドでのアクティビティはもちろん、日常の移動でもギア感が出すぎないバックパックとして、実にまとまりの良い仕上がりを見せています。
<文/山口健壱>
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- Source:GoodsPress Web
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