新千歳、沖縄ほか4路線新規就航。日本とアメリカをつなぐ「ユナイテッド航空」を選びたくなる理由

ユナイテッド航空をご存知ですか?「アメリカ最大級のエアラインでしょ」「ANAとの共同事業(ジョイント・ベンチャー)を展開しコードシェア便やマイル提携をしているっけ」。まさにその通り。ほかには?

まずユナイテッド航空の基本情報を。1926年創業の100年企業であり、40年以上に渡り日本に就航するなど、日本とつながりの深いエアラインのひとつです。

現在、日本発着便数ならびに日米間の提供座席は米系エアラインの中で最大規模。路線は、成田国際空港からデンバー・ヒューストン・ロサンゼルスをはじめする米国国内はもちろん、グアムやサイパンなど太平洋地域を含め8路線を運航中。

羽田空港からは、ニューアーク、ワシントンD.C.、シカゴなど合計6路線を運航しています。さらに関西からはサンフランシスコとグアムの2路線を展開しています。

■なぜ新規路線を一気に拡大できた?その答えは2023年にアリ

そんな同エアラインが、今年秋から2027年の春にかけて新規路線を開設します。

10月25日には成田ーシカゴ・オヘア線(毎日/通年)、12月12日には新千歳〜サンフランシスコ(週3便/冬季限定)、2027年3月28日より沖縄〜サンフランシスコ(週3便/季節限定)、さらに関西〜ロサンゼルス(毎日/通年)を就航と、全4路線。今までは一度、羽田や成田で乗り換えが必要だった北海道や沖縄からアメリカ本土へ直行。時短にもなり、非常にありがたいですよね。

と、ここで疑問が出てくるはず。他エアラインに比べ、なぜここまで一気に路線を広げることができるのか?と。

▲ユナイテッド航空 最高顧問責任者(CCO)兼 空港オペレーション担当 上級副社長 デビッド・キンゼルマン氏が日本市場への投資についてや期待などを語ってくれました

先日のメディア向け発表会で明かされたのは、COVID-19の終息が見えた2023年、ボーイングとエアバスに合わせて約700機の発注をかけたという事実。市場の回復とその後の需要を予測していたらこそ、機材不足の他社を凌ぎ、路線を増やすことに成功したというわけです。なお今年は120機が納入予定。つまり3日に1機、新機材がやってくるという計算に。

 

■米系エアラインで初!日本語で予約、日本円で決済できます

▲日本語版の「ユナイテッドアプリ」

新規路線開設に合わせ、公式アプリの日本版がリリースされました。大手米系エアラインとしては初! 同社においてアメリカ外では2番目に大きなマイレージプラス市場であることがリリースを後押しし、「会議では全会一致で決定した」とのエピソードも。ゆえに、予約はもちろん運賃表示も日本語&日本円での決済に対応します。

▲写真左:日本円で価格を表示、決済もOK。中央:搭乗時には“バーチャルゲート”で機内へ何名搭乗したかなどの状況を表示。右:預け入れ手荷物の状況も確認可能

アプリには便利機能を複数搭載。馴染みのない空港の乗り継ぎってなかなかしんどいものですが、そんな時には乗り継ぎサポートが助けてくれます。降機後にどの方向へ進めばいいのかをナビゲーション。右左と細かい部分まで教えてくれるうえ、「乗り継ぎ時間は68分です」といったお知らせも。

▲写真左:乗り継ぎ時間のタイムリミットをお知らせ。中央:到着地に荷物がきちんときているか。受け取れるターンテーブルの場所もお知らせ。右:フライトログだって、自動で。あの時の旅の思い出が蘇ります

ほかにも預け入れ荷物のリアルタイム追跡など、旅先での安心が手に入る機能も大注目。一定条件に合致していれば、たとえ乗り継ぎに失敗しても、自動で振替便を予約してくれる機能など、旅のコンシェルジュ的な側面もあります。なお、現時点ではコードシェア便でも活用が可能。将来的には他社とのパートナーシップを拡大していきたいとのこと。

 

■Starlink Wi-Fiを全機搭載。“日常を途切らせない”をスタンダードに

▲Starlink Wi-Fiの速さは、まさに地上と同等。仕事も動画もゲームとなんでもござれです

もう1点、昨今のフライトで重要な選択肢となるWi-Fi対応について。もちろんユナイテッド航空では、2027年末までに全機搭載を目標に、Starlink Wi-Fiの導入を進めています。

しかもマイレージプラス会員ならば、搭乗クラス関係なく使えるのは非常に嬉しいところ。なお、グアム拠点の新機材ボーイング737-8型機(MAX)には、今年度中に10機全機に搭載予定とのこと。日本発着便での体験に期待大です。

 

■ネトフリ民歓喜!?「Chef’s Table」出演のシェフによる特別機内食が味わえる

▲前菜「ホタテのポシェ 柚子とジンジャーのグレーズ、枝豆のピューレ添え」

機内での食事も旅のひとつの楽しみ。同社では、8月1日からNetflixの「Chef’s Table」シリーズ参加シェフが手掛ける特別機内食を提供中です。

▲日本路線担当のタシ・ジャムツォ氏。大分県の由布院「ENOWA YUFUIN」内レストラン「JIMGU」のヘッドシェフです

日本路線は、大分県・由布院のレストランで活躍するタシ・ジャムツォ氏が担当。日本人が懐かしさを覚える和の味わいを加えた独自の洋食を提供しています。同氏は、出身のチベットと日本の共通点である“誰が育てた食材か”の重要性ともに、食がコミュニケーションツールとして世界共通で有効であると話していました。

 

■ユナイテッド航空、最新トピックスをおさらい!

さて、ここまでユナイテッド航空の最新情報と推しドコロをご紹介しましたが、大きくまとめると以下の4つ。

・日本各地から世界へ直行できるネットワーク
・空の上でも日常と繋がるWi-Fi
・日本語で迷わず使えるデジタルサービス
・移動時間を楽しみに変える機材と食

加えて、日系エアラインをメインにするユーザー的には、冒頭でも少し触れた、ANAとのマイル提携も活用したいところ。ANAの利用でユナイテッド航空のマイルの取得が可能です。もちろん、逆も然り。特典航空券の取得もOK。就航地に関しても、バッティングを避けながらネットワークを広げているので、より幅広い場所へと旅することができるんです。

まさに100年の歴史を土台に、世界中のパートナーと共に次の100年の実現に向け前進し続けるユナイテッド航空。今まで意識して選んでいなかった人も、かなり気になる存在になったのではないでしょうか!?

>> ユナイテッド航空

<取材・文/相川真由美>

相川真由美|エディター・ライター/防災士。ライフスタイル系雑誌の編集アシスタントを経て、IT系週刊誌・月刊誌で約10年以上編集者として刊行にたずさわる。現在は、フリーの編集記者として国内外のテーマパークやエンタメ、ならびに観光、航空関連の取材・インタビューを中心に執筆中。

 

 

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