Appleが折りたたみ可能なディスプレイを搭載したデバイスの新たな特許を取得したことがわかりました。米国特許商標庁(USPTO)が現地時間2月4日、特許を公開しています。
折りたたみスマホが抱える問題とは
折りたたみ可能なスマートフォンといえば、すでにSamsungの「Galaxy Fold」、Huaweiの「Mate X」が販売中ですが、どちらも(特にGalaxy Fold)ディスプレイの折り曲げ部分に折り目やしわのような跡がつくとの指摘がありました。
Motorolaの新しい折りたたみ可能なRazrは独自デザインのヒンジを採用していますが、初期製品のレビューワーから開閉時に耳障りな音がするというコメントが出ています。
Appleは独自のヒンジを考案
「柔軟なディスプレイとヒンジを搭載した電子デバイス(Electronic devices with flexible displays and hinges)」と題された特許においてAppleは、この問題を解決するために、折り曲げ部分を保護するヒンジの仕組みを提案しています。
特許には、ディスプレイの折りたたみに伴ってヒンジが可動し、ディスプレイの折り曲げ部分への負担を軽減するメカニズムが図解されています。
Appleが折りたたみiPhoneやiPadの特許を取得(または申請)するのは今回が初めてではなく、最近だけでも2019年5月、同年3月、同年2月に特許を取得(または申請)しています。
Appleが実際に折りたたみ可能なiPhoneやiPadを発売するかどうかは不明ですが、高い関心を持っていることは確かでしょう。
今年も複数の折りたたみスマホが登場
前述のMotorola Razrの登場に加え、TCLも折りたたみスマホを開発中であると発表しています。またSamsungも折りたたみスマホ第2号として、縦に折りたたむGalaxy Z Flipの発表を控えており、折りたたみスマホは今年も複数メーカーからデビューすることになりそうです。
Source:USPTO via MacRumors,AppleInsider
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-273228/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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