Disney/Pixarの最新作「2分の1の魔法」、デジタル公開を前倒し

Onward
 
Disney/Pixarは、現在米国で劇場公開中の最新アニメーション映画「2分の1の魔法(原題:Onward)」のデジタル公開日を大幅に前倒しすると発表しました。

劇場公開から2週間でデジタル公開

新型コロナウイルス(COVID-19)拡散の影響を受け、映画館の来場者数は大幅に減少しています。地域によって営業中止を余儀なくされている映画館もあります。
 
こうした状況を受けDisney/Pixarは、現地時間3月6日に映画館で公開したばかりの最新作「2分の1の魔法」を、3月20日午後5時(太平洋時間)に、米国内でデジタル公開すると発表しました。米国内の視聴者は、19.99ドルでダウンロード、購入することができます。なおDisney Plusでのストリーミング開始は4月3日です。
 
デジタル公開を前倒ししたのはDisney/Pixarだけではありません。すでにUniversal、Warner Bros.も、複数の新作映画のデジタル公開日を早めています。

コロナの影響で興行収入が激減

COVID-19の感染拡大で映画業界は大打撃を受けています。Polygonによると、米国における3月第2週の興行収入は過去25年間で最低(1995年以来の低さ)で、上位5本を合わせた総興行収入は3,070万ドル(約34億円)でした。「2分の1の魔法」の同週の興行収入は1,050万ドル(約11.7億円)で、公開した週(3月第1週)の約4分の1まで落ち込んでいます。
 
なお日本での「2分の1の魔法」の公開日は当初3月13日の予定でしたが、新型コロナウイルスの感染状況ならびに予防対策のため、延期となっています。

 
 
Source:Variety,The Verge,Polygon
(lunatic)


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