いかに騒音をシャットアウトしてリッチなサウンドの音楽を楽しめるか、だけがイヤホンに求められるものではなくなりつつある。完全に周囲の音を遮断するのは状況によっては危険だったり、必要な情報を逃したりするからだ。
そこで注目を浴びているのが骨伝導イヤホン。このほどクラウドファンディングサイトMakuakeに登場した「LIFE+MUSIC」は「日常の音と音楽を共存させる」ために作られている。
・振動が骨を伝って耳に
通常のイヤホンは耳穴を塞ぐデザインだが、骨伝導の場合は耳穴近くの軟骨に音の振動を当てるというもの。その振動が頬骨を伝い、音となって耳に届く。耳穴を塞がないので、周囲の音も普通に取り込める。
音楽に浸りたいときは周囲の音は雑音でしかないが、例えば歩行中に車のエンジン音やクラクションを聞き逃すと事故につながることもある。骨伝導ならそうした事態を防ぐことができる。
・タップして操作
LIFE+MUSICは、振動を出す左右のピースをつなぐネックバンドが首の後ろくにくるデザイン。通常のケーブルタイプでよくある、物や髪の毛がケーブルに絡むといった煩わしさはなさそうだ。
また、左右に配置されたボタンをワンクリックしたりダブルクリックしたりして、音楽の再生・停止や音量調整などができる。携帯にかかってきた電話を取ることも可能だ。
スマホなどのデバイスとはBluetooth 5で連動し、フル充電(要2時間)で6時間駆動する。重さは34グラム。
LIFE+MUSICは現在6980円(税込)〜とリーズナブルプライスで入手できる。アクティブノイズキャンセリング機能などを搭載している音楽に完全に浸ることができるイヤホンとは別に持っておくとよさそうだ。
Makuakeでのキャンペーンは5月11日まで、6月末までに届けられる見込み。
- Original:https://techable.jp/archives/120939
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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