クラウドベースのグループウェア開発などを行うサイボウズ株式会社(以下、「サイボウズ」)が、新型コロナウイルスの特設サイトをオープンした。
また、新型コロナウイルスの影響で同社のクラウドサービスを一時的に解約するユーザーを対象として、データ保存期間を延長することも決まっている。
サイボウズの取り組みをわかりやすく伝える特設サイト
新型コロナウイルスは依然として世界中で猛威を振るっており、人々の仕事や日常生活は大きく影響を受けている状態だ。
これに対してサイボウズは、感染拡大を防止しつつサービスを提供するために、対応方法を変更するなどの取り組みを行っている。今回の特設サイトは、そのような情報をさらに届けやすくする目的で開設された。
特設サイトの主な内容としては、「一時的なサービス内容・対応の変更(契約者向け)」「セミナー・導入相談などのオンライン開催」が挙げられる。また、あわせて「サイボウズの採用活動の状況」「サイボウズにおけるテレワーク関連の情報」なども紹介されている。
クラウドサービスの一時解約に対する特例措置も
特設サイトのオープンとともに、クラウドサービスの一時的な解約に対する特例措置も決定。
通常、サイボウズのクラウドサービスでは、解約の翌日から30日後にデータを削除している。ただし、申請があったユーザーの環境に関しては、データの保存期間を延長することとした。延長後の期間は、解約終了月から6カ月後の末日までとなる。
実施期間は「今年5月7日より当分の間」とされており、具体的な日程は明示されていないが、実施終了日の1カ月前までに告知があるようだ。対象は、同社のクラウドサービスを利用中で、新型コロナウイルスの影響を受けて一時的にサービスを解約するユーザーとなっている。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/123723
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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