株式会社Hakaliが、スマートフォンアプリ「Awarefy(アウェアファイ)」をリリースした。Android版の提供が開始されており、iOS版は5月下旬に公開予定。
「毎日の気づきを増やす」をコンセプトとして、心のセルフケアを気軽に行えるアプリとなっている。
感情の動きを細かくモニタリング
「Awarefy」の特徴的な機能として、日々の感情やコンディションをチャットボットに入力可能な「感情メモ」が挙げられる。蓄積された感情メモは定期的に分析され、「感情レポート」としてアプリ内に届けられる仕組み。これによって、自分自身の思考や感情の傾向に気づくきっかけを得られるという。
また、朝と夜に心身の状態を入力しておくことにより、状態の推移がグラフで表示される。前述の「感情メモ」とあわせて確認可能なため、ユーザーは自らの状態の変化を細かくモニタリングすることができる。
加えて、「マインドフルネス瞑想」や「アンガーマネジメント」などの多彩なテーマに関するオーディオガイドを配信。執筆・監修は現役のマインドフルネスインストラクターや公認心理師・臨床心理士によるもので、ユーザーは安心してプログラムに取り組める。
「Awarefy」はAndroid版アプリとしての提供が開始されており、Google Play Storeにてダウンロード可能。なお、iOS版アプリは5月下旬に公開予定となっている。
高い専門性でメンタルケアを強力サポート
人や情報が目まぐるしく動く現代社会は、「ストレス社会」とも呼ばれる。メンタルヘルスに問題を抱える人の数は増加傾向にあり、症状に対して適切な治療を受けられないことも多いようだ。このような課題を解決したいという思いが、今回の「Awarefy」リリースにつながった。
現在は早稲田大学の研究室との共同研究も進んでおり、「Awarefy」におけるメンタルケアの手法検討や実証実験などが行われているとのこと。また、同アプリにおけるチャットボットの対話シナリオには、カウンセリング現場で用いられる認知行動療法などの手法を採用。高い専門性で、ユーザーの心のセルフケアを強力にサポートする。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/124266
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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