Appleが折りたたみデバイス関連の特許を取得〜ヒンジがポイント

Apple 特許
 
Appleが、折りたたみデバイスに関連する特許を取得したことが判明しました。米国特許商標庁(USPTO)が現地時間6月16日に公開した特許申請書によると、今回Appleが取得した特許は「ヒンジ(蝶番)」の技術です。

ヒンジを繊維にするアイディア

「繊維ヒンジを持つ製品(Items with Fabric Hinges )」と題された特許は、例えばデュアルディスプレイのiPhoneやiPad、あるいはMacBookなど、さまざまなデバイスに活用可能な技術です。
 
一般にラップトップPCなどのヒンジ(ディスプレイとキーボードを1つにつないでいる部品)は金属とプラスチックでできており、開閉時に大きな負担がかかるため、故障が起きやすい部位でもあります。
 
Appleの特許は簡単にいうと、このヒンジ部分に繊維素材を用い、それを何層も重ねたり組み合わせたりすることで、柔軟性と強度をもたせるというものです。

「2つの別々のディスプレイがヒンジでつなげられている」

Appleが折りたたみ可能なiPhoneを開発しているという噂は以前からありますが、先日、FRONT PAGE TECHのジョン・プロッサー氏(@jon_prosser)は折りたたみiPhoneについて、「折りたたみという感じではなく、2つの別々のディスプレイがヒンジでつなげられている」とツイートしました。
 


 
同氏の情報が正しいとすれば、Appleが今回の繊維ヒンジの特許を取得したことにも納得がいきます。
 
ただし特許を取得したからといって、その技術が実際に製品化されるとは限りません。また今回のヒンジ技術については折りたたみ可能なiPhoneやiPadよりも、まずMacBookで採用される可能性があります。

 
 
Source:USPTO via Patently Apple
(lunatic)


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