検索エンジンDuckDuckGo、インドでアクセス障害から復旧

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プライバシー重視の検索エンジンDuckDuckGoは、インド国内で一時的にアクセス不可となっていましたが、再び利用可能になったと報じられています。

中国製アプリブロックの煽りを受けた可能性?

インド政府が59個の中国製アプリのブロックを発表した後、利用者のプライバシーの保護と利用履歴等を記録保存しないことを運営方針とするDuckDuckGoが利用できなくなる事態が発生しました。
 


 
DuckDuckGoは、プライバシーの観点からマップ検索にAppleのマップを採用しており、AppleはGoogleに対抗するため同検索エンジンを買収すべきとの意見もあります。
 
インドでブロックされた中国製アプリのリストには、米ペンシルバニア州を拠点とするDuckDuckGoは含まれていませんでしたが、インド国内でアクセスできなくなったため、政府の方策と何らかの関連性があるのではないかと憶測が飛び交いましたが、原因はDNSルックアップのエラーだったようです。
 
DNS(Domain Name System)とは、インターネット上のホスト名や電子メールのアドレスに使われるドメイン名と、IPアドレスとの対応づけ(正引き、逆引き)を管理するために使用されているシステムで、DNSルップアップエラーは、DNSサーバーの機能不全や、不完全なProxy/VPN設定などが原因で生じるとされています。
 
Android Policeは、DuckDuckGoはインド政府の中国製アプリブロックの煽りを受けた可能性があるとコメントしていますが、真相は謎に包まれたままです。

アクセスは復旧済み

DuckDuckGoは現地時間の7月4日付けでインド国内でのアクセスが大方復旧したと報告しています。
 
まだ検索エンジンへのアクセスに問題があるユーザーは、インドの非営利団体Internet Freedom Foundationに報告するようDuckDuckGoは促しています。
 


 
 
Source:Android Police, Warframe
(lexi)


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