新型コロナウイルス感染拡大でマスクの着用は世界的に日常になった。しかしコロナの前からアレルギーなどに悩む人にとってマスクは当たり前で、家庭内で空気清浄機を使う場合も少なくない。
そんな人にとって強い味方となるかもしれないデバイスを韓国LGが発表した。マスクデザインのウェアラブル空気清浄機「PuriCare Wearable Air Purifier」。モーターやフィルターを搭載し、外部の空気をその場で清浄化する。
バッテリーで駆動
PuriCareは遠目だとマスクだが、近くで見るとかっちりとしたデバイスだ。それもそのはず、モーターで動くファンや、電源となるバッテリーを搭載する小型マシーン。
ファンが回転して外部から入ってくる空気を2枚のHEPAフィルターにかけてきれいにし、その空気を吸入できるという仕組み。機能としては部屋に置いて使う空気清浄機とほぼ同じだ。
呼吸回数を自動検知
ただ、部屋置きタイプと異なり、PuriCareはユーザーの鼻と口を覆っている。つまりユーザーの呼吸ほぼ全てがPuriCare越しになる。
吸い込む空気のボリュームや回数は人によって異なるため、これらを感知するセンサーを内蔵し、ファンの回転スピードは自動で調整されるようになっている。これなら息苦しさを感じることはないかもしれない。
フィルターは交換可能で、バッテリー容量は820mAh。低パワーモードで8時間、高パワーモードで2時間駆動する。また、付属の収納ケースはUV LEDライトを搭載し、収納する度にPuriCareを殺菌消毒する。
PuriCare Wearable Air Purifierの価格や販売時期などについてはまだ明らかになっていない。間もなく開催されるIFA 2020バーチャルエキシビションで詳細を発表することが見込まれている。
- Original:https://techable.jp/archives/136058
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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