スピーカーが内蔵されたメガネやサングラスは、あきれるほど昔から存在してきた。それらが特に人気があったことはないものの、サングラスとヘッドフォンを両方を買わずに済むという主たる訴求ポイントは、少なくともさまざまな企業がこのカテゴリで散発的な挑戦を続ける程度には興味深いコンセプトのようだ。
Bose(ボーズ)はARに対する野心は後回しにしたかもしれないが、ヘッドフォンの役割を果たすサングラスのアイデアにはまだ力を入れている。実際このたび、Tempo、Tenor、Sopranoという3つの新しいモデルが復活した。この新しい追加製品は、2018年に発売されたオリジナルモデルのFrameに続くものだ。
Tempoは3つの中でよりプレミアムな存在で、充電ポートも備えたゴツいつる部分やイヤホン部分が伴っている。音楽は耳に向かって発せられるようにデザインされていて、途中を遮るものはない。ということで、周囲の音も同時に聞くことができる。もちろんこれは、用心のためには良いことだが、実際にスピーカーが再生しているものを聞き取るという点では、良し悪しである。特に都市環境では。
TenorとTempoは、より小型の16mm径スピーカーを各耳側に搭載し、5時間動作できるバッテリーを搭載している。その他の点では、各製品はサイズとデザインに基づいて区別される。すべてのモデルはUVプロテクションを提供する。いずれもすでに入手可能で、価格は249ドル(約2万6400円)だ。
ボーズはまた、2種類の完全ワイヤレスイヤフォンも発表した。2つの中でより注目すべきなのはQuietComfort Earbudsだ。これは、同社の組込ノイズキャンセリングを使い、同社のフラッグシップであるQuietComfortの名前を採用している。その特徴と279ドル(約2万9600円)という価格によって、この新しいイヤフォンは、AirPods Proやソニーの優れたノイズキャンセリングモデルに対抗するものに位置付けられる。
一方、単純にSport Earbudsと名付けられた方の価格は179ドル(約1万9000円)で、ワークアウト中でも固定できる、新しいロックメカニズムを備えている。どちらのモデルもすでに予約注文が可能で、月末までに出荷が開始される。
画像クレジット:Bose
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(翻訳:sako)
- Original:https://jp.techcrunch.com/2020/09/11/2020-09-10-boses-music-playing-sunglasses-are-back/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Brian Heater
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