トランプ米大統領、TikTokの米事業設立に際し支払いを要求

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ByteDanceはTikTokの米国内での運営を続けるため、米企業Oracleとパートナーシップを組み、新たな企業TikTok Globalの立ち上げを視野に入れていますが、ドナルド・トランプ米大統領取引の際に生じる契約金の一部の米財務省への支払いを要求している、とBloombergが報じています。

ByteDanceとOracleは新米事業を設立へ

人気のモバイル向けショートビデオアプリTikTokは、ユーザーの個人情報が中国政府と共有される可能性があり、安全保障上のリスクをはらんでいるとして、8月に署名された大統領令にのっとり、現地時間20日から米国内でダウンロードが禁止されます。
 
米企業への売却がTikTokの米国内でアプリ運営の継続条件として挙げられていましたが、TikTokはビジネス用途に特化したソフトウェア会社Oracleとともに、新たにTikTok Globalの設立に向けて歩みを進めていると伝えられています。

トランプ大統領が米財務省への支払いを要求

ByteDanceとOracleは米財務省が改訂を加えた買収契約要項をすでに承認しており、残るはトランプ大統領の承認のみとなっていますが、大統領は取引の際に生じる契約金の一部は米財務省に支払われるべきと、以前提示していた要求を再び突きつけてきたとBloombergが報じています。
 
WalMartも何かしらの形でTikTokの新米事業への関与に興味を示していることもあり、交渉話はOracle会長のラリー・エリソン氏とWalMart最高経営責任者のダグ・マクミロン氏に持ちかけられているとのことです。
 
トランプ大統領は2度目の大統領令でTikTok売却に90日間の猶予を与えているため、交渉期限は11月12日となっています。
 
 
Source:Bloomberg
(lexi)


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