“宙空の美”をデザインコンセプトに、無限に続く時間の流れを独創的な世界観で表現し続けるシチズンが展開するブランド、カンパノラ。ブランド誕生から20年という節目を祝い、「メカニカルコレクション」より、特別なふたつの新作モデルが発表されました。
80本の数量限定で登場の「彪目金(あやめきん)」(104万5000円)と、レギュラーモデルとして発売される「暈響(かさねきょう)」(99万円)。会津漆の伝統工芸士・儀同哲夫氏が手がけた、力強く絢爛豪華な意匠に注目です。
▲「彪目金」
2000年のデビュー以来、独特の世界観を確かな技術によって昇華させてきたカンパノラ。このたび登場の20周年記念モデルでは、ひときわきらびやかで豪奢なデザインが見る人の目を奪います。
80本の数量限定モデル「彪目金(あやめきん)」は、“彪目”、すなわち豹(ヒョウ)柄を思わせる⽂様を全面にまとった迫力たっぷりのコレクション。
これは“⾦⾍喰塗り”と呼ばれる伝統的な技法を応⽤したもので、菜種によって形成された凹凸に⾦を蒔いて漆を塗り重ね、⽂様が現れるまで研ぎ出すという手の込んだもの。漆塗りで仕上げた⾒返しリングにも⾦粉を蒔き、豪奢で雅な雰囲気の中に力強さが感じられます。
▲「暈響」
レギュラーモデル「暈響(かさねきょう)」は、まばゆい光を無数に放つ螺鈿細工と、濃紺の漆の輝きが幻想的なデザイン。さまざまな角度に光を放つ繊細な螺鈿を引き立てる濃紺色の漆は、儀同⽒自らが開発したもので、一般に⿊や朱、溜⾊が主流とされる漆塗りにあっては珍しいもの。まるで万華鏡のように見る角度によって印象が大きく変わる、ロマンチックな雰囲気をたたえたモデルです。
いずれのモデルもムーブメントにはシチズン傘下のラ・ジュー・ペレ社製の⾃動巻き機械式ムーブメントを搭載。バンドには、こちらもゴージャスな質感が存分に堪能できるワニ革ベルトを採用、またボリュームたっぷりの文字盤をクラリティ・コーティング加工を施したデュアル球⾯サファイアガラスが包みます。
もはや芸術品の域に達する圧倒的な存在感は、20周年という特別な年を祝うにふさわしいもの。発売は11月下旬を予定しています。
>> カンパノラ
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/328017/
- Source:&GP
- Author:&GP
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