CureAppのニコチン依存症向け治療用アプリ、中医協が保険適用を了承

株式会社CureApp(以下、CureApp)の治療用アプリ「CureApp SC ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカー」(以下、「CureApp SC」)に関して、中央社会保険医療協議会が公的医療保険適用を了承。これにより、同アプリは来月1日から保険収載されることとなる。

保険適用による使用が可能に

「CureApp SC」は、禁煙外来患者の治療補助目的で医師が処方する医療機器だ。患者アプリ・医師アプリ・COチェッカーの3つによって構成され、効率的で質の高い禁煙治療の実現に寄与する。

今回の保険適用決定区分は「C2(新技術)」。治療用アプリ・デジタル療法の保険収載は国内初の事例で、禁煙治療領域に限った場合は世界初になるという。発売予定日は来月1日。患者は、「CureApp SC」を保険適用(3割負担など)にて使用できるようになるとのことだ。

医療関係者向けのティザーサイトも公開されており、問い合わせなどは同サイトで受け付ける。

「アプリで治療する未来」を目指すCureApp

CureAppは、MedTechベンチャーとして2014年に設立された。以来、高度なソフトウェア技術と医学的エビデンスに基づき、疾患治療用プログラム医療機器の創出に取り組んでいる。その取り組みに関しては、Techableでも度々取り上げてきた

CureAppが掲げるビジョンは、「アプリで治療する未来を創造する」というもの。今回の保険収載決定により、その実現へまた一歩近づいたといえるのではないだろうか。

PR TIMES

(文・早川あさひ)


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