カードサイズの薄型電卓が発売されて以降、1980年代にはカードサイズの薄型ケースに収まった文房具が流行したことがありました。独特な形状のシャープペンシルやボールペン、カッター、ルーペ、ハサミ、コンパスなどの文具たちはどこかおもちゃのようでもあり、当時の子どもたちは競ってコレクションしていました。
そんなカード型文具の令和バージョンともいえるのが、Makuakeでクラウドファンディング中のカード型マルチツール「Horizon Ruler(ホライゾンルーラー)」(2390円~ 11月22日現在)です。製図に必要なスケール、三角定規、T定規、コンパス、分度器などの機能をカードサイズに納めた一枚です。
機能は大きく3つ。
1つ目は定規の目盛りの単位が4種類あること。カード表面には一般的なメートル法のcm/mm、裏面にはポンド・ヤード法のinch(インチ)による目盛りを搭載。これに加えて、現代のデザイナーに必須のPixel(ピクセル)や、出版業界で文字のフォントサイズを測るPica(パイカ)の単位も測定できます。各単位は7cm、3inch、400 Pixel、16 Picaまで測定可能。これによりWebサイトのデザイン時もPixel単位で設計図を描くことができます。また、cmをPixelに換算するなど単位の変換も便利です。
2つ目が三角定規やT定規、分度器として使えること。カード内に線を引くための溝が空いていたり、分度器の角度に合わせて穴が開いてたりするため、簡単に正確な角度でラインが引けます。
そして3つ目がコンパス機能。単位のcm/mmやinchにあわせてきれいな円を描けます。コンパス用の穴に対して、1本のペンを軸にして、もう1本のペンをぐるっと回すだけ。通常のコンパスと異なり、力を入れて円を描こうとすると軸のネジが動いて線がズレるということも起こりにくくなっています。
スケール、三角定規、T定規、分度器、コンパスの5つの機能を備えながらも、本体はポケットや財布にしまえるクレジットカードサイズ(85.6×53.98mm)。重さもわずか14グラムで、これ一枚で多くの製図用具を持ち歩かずに済みます。
素材にはサビに強く、丈夫で高級感ある304ステンレス鋼を採用。鉛筆やインクの汚れも簡単に拭き取れますね。さらに高精度のレーザーカッター加工しているため、金属加工に伴うバリが発生せず、目盛りや穴の位置は正確。カラーバリエーションはブラック、シルバー、ゴールド、レッドの全4色です。
令和の時代に洗練されてよみがえったカード型文具で、スマートに製図作業をこなしましょう。
>> Makuake
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/337445/
- Source:&GP
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