Appleの委託製造業者である台湾Pegatronの最高経営責任者(CEO)リャオ・シージェン(廖锡政)氏が、2021年末から2022年初頭にかけてインドでiPhoneの生産を開始すべく今後、同地への投資を増やす予定だと、投資家向けに発表しました。
生産工場建設への投資を承認
Bloombergは、WistronやFoxconnに続きPegatronもインドに進出する予定だと2020年7月に報じていました。
インドのメディアEconomic Times Telecomによれば、Pegatronの取締役会はインドの工場建設に向けた1億5,000万ドル(約156億円)の初期投資を承認したとのことです。インドに建設されるPegatronの生産工場では、2021年末から2022年初頭のiPhoneの生産開始を予定しているようです。
約4割をインド国内向けに生産か?
Counterpoint Researchのデータによれば、2020年9月までにインド国内で生産されたiPhoneの台数は約120万台で、新型コロナウイルス感染症の影響による45日間の工場閉鎖にもかかわらず、昨年の総生産台数140万台に近づいてるとのことです。インドで組み立てられたiPhoneの約42%は同国内向けに販売され、残りは輸出されています。
Source:Economic Times Telecom via Patently Apple
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-330556/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
Amazonベストセラー
Now loading...