キャンプでのボトルや小物の置き場所に!クランプで取り付けるホルダーが有能です

【アウトドア銘品図鑑】

焚き火をしている時、持っているカップの置き場に困ることがありませんか? 焚き火テーブルや囲炉裏テーブルがあればいいんですが、ソロキャンプではそこまで荷物を増やしたくありません。ファミリーキャンプであってもこのご時世ですから、適当にテーブルに置いて誰のカップかわからなくなるのは困りもの。それにボトルホルダー付きのチェアもありますが、へなへなのホルダーは使っていないときがちょっとかっこ悪い。

そんな悩みを解決してくれるのがWEST VILLAGE TOKYO「THE BOTTLE CLAMPER」(写真左M:1980円、L:2200円)です。

ホームセンターで見かけるCクランプにボトルホルダーをくっつけたもので、テーブルやシェルフの天板、チェアの肘掛けなど安定感のある水平のものに取り付けるだけでカップ置き場ができるんです。スチール製だから「THE BOTTLE CLAMPER」自体は焚き火のそばで使っても溶けることはありません。

Cクランプは最大5cmまで対応。一般的なキャンプ用テーブルのほかに、カーミットチェアやローバーチェア、鹿ベンチなんかにも取り付けられます。なんなら大切な書類やパソコンへのコーヒーぶちまけ防止目的で自宅のチェアやデスクに取り付けても良さそう。

平らな肘掛けがベストですが、ニーチェアみたいな丸くても太い肘掛けであれば取り付けても安定しています。

Mは内寸φ7cmなので缶飲料やペットボトル向き。Lは内寸φ9cmでワインボトルやタンブラーが入ります。どちらも耐荷重1.5kgと十分な強度。

Lであればスマホのちょい置きもできました。

細長い小物はそのままではワイヤーの隙間から落ちてしまいますが、付属の収納袋を使えば大丈夫。マッチやナイフといった焚き火周りに使う小物を入れておけるんです。

もう少し小物を置きたいなら「THE SIDE BASKET CLAMPER」(2750円)があります。27×18×H11cm、耐荷重1.2kgなので、カップ+スマホとナイフくらいなら余裕で対応します。調味料を入れておき、作業中はキッチンテーブル、食事中はテーブルに取り付けるなんてことも便利。

バスケットの両端に出っ張りが付いています。だからCクランプ1つでもぐらつくことなく、素早く取り付けできるんですね。

*  *  *

「THE SIDE BASKET CLAMPER」はブラック、アイボリーの2色、「THE BOTTLE CLAMPER」はこの2色のほかにカーキとクリア(無塗装)の全4色を用意しています。

テーブルほど大げさじゃなく、でもしっかり飲み物や小物を保持できるCLAMPERシリーズ。見た目もよく、キャンプでも自宅でも活躍しますよ。

>> WEST VILLAGE TOKYO

<取材・文/大森弘恵

大森弘恵|フリーランスのライター、編集者。記事のテーマはアウトドア、旅行、ときどき料理。Twitter

 

 

 

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